17-18シーズン前半 通信簿
もうすぐ年始最初の試合ですね。
ホームでもインテルは手強い相手です。
良い試合になることを期待してます。
さて、新年最初の試合を迎える前にシーズン前半の選手陣の評価をいつもの試合評価のような形でしていこうと思います。
書いてない選手は評価不可か忘れです。笑
GK
スポルティエッロ 6.5
足元の不安は依然としてあるが、セービングの技術は若手として申し分ない。試合ごとに成長も感じられ、まだまだではあるが良い兆候は感じられる。このまま順調に育って欲しい。
ドラゴフスキ 6.0
ポテンシャルの高さは折り紙つき。スポルティエッロからレギュラーを奪うのも不可能ではないだろう。カップ戦の早期敗退は出場機会の減少を意味するので、今後はスポルティエッロを休ませるためにもリーグでドラゴフスキをみてみたいところ。
DF
ビラーギ 6.0
高い精度をほこるクロスで多くのチャンスを演出したが、守備の面で不安感は拭えない。ミスが減って攻撃参加もより積極的になれば化ける可能性は大いにある。出場機会に恵まれている今、確実に成長していきたいところ。
ロウリーニ 6.0
安定したパフォーマンスで右サイドを守り抜いた。ダイナミズムに欠けるという批判はまさにその通りで、なかなか攻撃面でのプラスを見せられていないが、徐々に良いクロスも上がるようになってきた。守備の強みはそのままに、後半は攻撃に期待したい。
ガスパル 5.5
ロウリーニとは対照的に攻撃の魅力が高く、トモビッチの穴を見事に塞いでみせた。一方で安定感の無さからロウリーニに出場機会を譲ったままになっている。豊富な運動量は間違いなく強みであるため、そこにパフォーマンスの安定感が加わればレギュラー争いもより面白くなってくるだろう。
オリベーラ 5.0
クロスも守備もビラーギに劣る。残念ながら今のままでは放出だろう。セリエAで活躍できるほどのインテリジェンスは持ち合わせておらず、特別な武器もない。及第点以下と言わざるを得ないだろう。
アストーリ 6.5
キャプテンとして大幅に変更の加わったチームをまとめた。まだまだミスは多く、ビルドアップ等にも伸び代はあるが、頼もしい守備をみせる試合も数多くあるのは間違いない。凡ミスが減っていけば代表での出場機会も出てくるのではないだろうか。
ペッセッラ 7.0
前半戦のサプライズとなった。一対一の強みやカバーリングでポテンシャルの高さを見せつけた。CBの世界的な枯渇の中、良い人材を連れてきたと言えるだろう。ビルドアップの能力を身につければ、セリエA屈指のCBになり得る。
ウーゴ 5.5
期待されたほどのパフォーマンスは披露できなかった。バックアッパーとしては良いかもしれないが、レギュラーにはまだ程遠い。成長して3バックも使えるようになれば戦術的な幅も広がるだろう。後半戦に期待したい。
MF
バデリ 6.5
視野の広さとパスセンスはチーム随一である。ボールの落ち着け役としてしっかりと機能し、ミラン戦においては最高のパフォーマンスを披露した。これで200万ユーロは安すぎる。退団後の代わりを探すのに苦労するだろう。なんとか延長してもらえないものか。
ヴェレトゥ 7.0
豊富な運動量で攻撃面で推進力を発揮し、自ら点も取るなど、ヴェシーノの穴を感じさせなかった。怖いミスもたまにあるが、そこが無くなってポジショニングに修正が加わればヴェシーノ以上になることも期待できる。キックの精度も申し分ない。
ベナッシ 6.0
ウイング起用ではイマイチ能力を発揮出来なかったが、中盤起用され始めてからはピオリのチームに不可欠な選手となった。一方で試合から消えてしまうことも少なくなく、ヴェレトゥやバデリと比べると物足りない印象。
サンチェス 5.0
残念ながらパフォーマンスは戦力外である。フィジカルの強さはプレミアで重宝されるだろうが、ヴィオラで求められるのはフィジカルよりもインテリジェンスである。サンチェスはここを大きく欠いている。ボールを扱う能力もポジショニングも及第点以下で、個人的に前半戦のワーストである。
サポナーラ 5.0
怪我の影響で出場機会に恵まれず、途中出場も結果を残せないままシーズンの半分が過ぎた。新チームの中心選手として期待されただけに、今のパフォーマンスは残念である。チャンスメイクのできるパスセンスをもっと自由に発揮できれば現状打破も見えてくるか。
エイセリック 5.0
サポナーラ同様、怪我で出場機会に恵まれず、また途中出場でも結果を残せなかった。何かできそうな予感は感じさせるが、予感止まりである。得意だと言うドリブルでの仕掛けを効果的に使い、フィニッシュに強みを見せられれば先発起用に繋がるだろう。
FW
キエーザ 7.0
運動量とテクニックはセリエA随一である。スピードに乗ったドリブルとカットインシュートは一人でヴィオラの攻撃を司る。仕掛けるところと周りを使うところの判断が上手く、勝算のない仕掛けはしない賢さがプレーから見てとれる。文句なしにチームのアイコンである。
テレオー 7.5
いるのといないのとでチームの出来がまるで違う。ベテランのテクニックはチームの攻撃を落ち着かせ、自らもゴールを狙いにいける。途中の怪我が残念ではあったが、それでも前半戦のベストプレーヤーだろう。
シメオネ 7.0
シーズン開幕直後は物足りないパフォーマンスが続いたが、フィットしてくると飛び出しや仕掛けで無くてはならない存在となった。CFらしいCFで、ヘディングの技術も高い。ビラーギやヴェレトゥのようなキックの上手い選手との相性は抜群である。このままいけば2桁得点は確実だろう。
ババカル 6.0
レギュラーを掴めぬまま遂にシーズン前半を終えたが、実は出場時間のわりに得点しているのも事実である。しかしシメオネほどの強さを見せられてはおらず、1人で真ん中を務まるほどの上手さはない。2トップでシメオネと組むことができれば、新たな強みも出てくるかもしれない。
ジウ・ディアス 6.0
可能性を感じる仕掛けを試合のたびに披露している。一方で先発出場出来るほどのドリブル以外の能力は備わっておらず、もう少し自身でフィニッシュまで持っていきたいのも事実。ジョーカーとして得点数が増えてくると、もっと怖い選手になるだろう。
監督
ピオリ 6.5
大変革を迎えたチームの指揮としては及第点以上だろう。半シーズンでチームを作り上げ、セリエAで戦えるチームの基盤を完成させた。後半戦では、強豪やプラスの早い相手などの中盤制圧の出来ない試合における戦い方を身につけたいところ。最終順位の目安としては、EL出場で及第点以上といったところか。
どうでしょうか。
個人的にはまずまずのシーズン前半になったのではないかと思ってます。
新戦力もフィットしてきて、基盤となるフォーメーションも定まりました。
一方でオプションに欠けるというのはありますね。
攻撃陣はディアスやババカルがいますが、中盤の控えがいませんし。
クリストフォロが好きなんですが、出場機会ありませんしね。
この冬のメルカートでどこまで戦力を揃えられるかが鍵になりそうです。
特にバデリの代わりを探すのは大変でしょう。
ミランのロカテッリが噂に上がってますが、個人的にはアリだと思います。
ハジやロ・ファーゾ、ゼクニーニはレンタルですかね。
帰ってきてくれるなら出場機会の得られるクラブで武者修行はプラスでしょう。
後半戦、どこまでいけるでしょうか。
ナポリやインテル、ラツィオなんかはそろそろ疲れが出て失速しそうなところですが、このメルカートで補うんですかね。
基本的にヴィオラのメルカートはあまり期待できないので新戦力に過剰な期待はしてませんが、サポナーラやエイセリックの調子が上がってこないのは気になるところなので、そのあたりは後半戦に期待したいですね。
インテル戦は選手評価したいと思いますが、前節同様1日遅れの放送のため遅れて評価することになると思います。ご了承ください。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。