アルノ川の畔から

セリエA🇮🇹の古豪フィオレンティーナを応援するブログです。ヴィオラ中心に色々書きます。

イタリア最弱のチーム

負けました。

あまりの失望に更新しないでおこうかと思いましたが、この遣る瀬無い気持ちを吐き出さずに保持し続けるのも癪なので。

 

前節、サンプドリアはヴェレトゥとアストーリが不在かつアウェーで敵は好調の中間古豪。

大敗してもまだ理解できる範囲でした。

今回は違います。

エラス・ヴェローナという残留で万々歳のチーム相手にホームでベストメンバー。

結果は1-4。

歴史的大敗です。

攻撃陣は前線で動こうとせず、選手間の連携は皆無。

過去最低水準の大穴が空いたザルでグラウンダーのショートパス&トラップという超基本技能は試合を通してアマチュア以下。

話になりません。

今、イタリアで最も強いチームはユヴェントスナポリでしょうが、最も弱いチームはフィオレンティーナでしょう。

ベネヴェントにも到底敵いません。

 

途中出場のサポナーラとディアス以外はどこを取っても良いとこ無しです。

前半戦のクロトーネ戦でハイプレスにあまりにも弱いことが露呈してたのですが、この試合でもそれが明確でした。

中央でボールを捌ける選手がいないんですね。

この試合のバデリはパスもトラップもおおよそ中盤の底を任されるようなクオリティではありませんでしたし、ヴェレトゥは雑、ベナッシは空気と中盤制圧がまるで出来ていなかったわけです。

 

ナポリインテル相手にドローで試合を終えられたのは中盤でしっかりとゲームをコントロールしてディフェンス陣は確実に相手の攻撃の芽を摘んでたからです。

ナポリ戦のアストーリやインテル戦のロウリーニなんかが分かりやすいかと思います。

しかし、相手がスピードに乗ったショートカウンターを仕掛けてきており、また、それしか攻撃手段がほとんどないにも関わらず、ディレイの対応はお粗末なもので、好き放題やられっぱなしでした。

 

これまでの試合からヴィオラの勝敗は中盤制圧次第であると言っても過言ではないほど中盤3人のパフォーマンスは大きいです。

しかし、調子を落としているベナッシは数回たまげた好調パフォーマンスを見せてくれますが、それを期待して空気のまま使いすぎていれば中盤2枚で制圧しなければならなくなります。

代えの選手はいません。

クリストフォロは何らかの理由で戦力外のようですし、サンチェスは以前述べたようにセリエAで戦えるレベルにありません。

ヴェレトゥとバデリを底に二枚置いて、その前にサポナーラ、両脇にキエーザかテレオーかディアスを使えばいいのではと思いますが、ピオリはベナッシ贔屓なので。

 

攻撃陣について言えば、キエーザにしてもシメオネにしてもシュートが下手すぎます。

特に、キエーザは攻撃が回らなくなると雑なミドルを無理やり撃つきらいがあるので、ここに関しては不要です。

この試合では頭が冷えてませんでしたし、交代させるべきだったと思います。

テレオーはベナッシ同様空気でした。

シメオネも前に張ってクロスを待ってるだけでカリニッチのような献身性やロッシのような飛び出しとポジショニングは皆無でした。

 

攻撃パターンにしてもプロビンチャ以下です。

かつてモイーズが率いたユナイテッドがクロスマシンになっていて世界中で笑い者になりましたが、一体どうして我々がこれを笑うことが出来るのでしょうか。

攻撃パターンはビラーギからの狙いのないアーリークロスのみです。

その他は転がってきたボールを適当に前に蹴ってるだけなので。

あれはシュートではないです。

 

試合を通して相手コーナーまで攻め入る場面はほとんどありませんでした。

ヴェローナヴィオラのクロスを明らかに警戒して中央に必ず2,3枚は残してましたし、挟み込むような形で自由に動かさない&撃たせないが徹底されていました。

さらに言えば、前線でのポジションチェンジが無さすぎる。

全員止まってるんですね。

前と後ろにしか動けないのかお前らは、と。

唯一のディアスの得点シーンはサポナーラとディアスの交差する動きから生まれてるのですが、これにヴェローナは付いてこられてないわけです。

 

ではなぜそういった動きがなかったのかという部分なんですけど、これは完全に連携不足です。

相手のハイプレスに落ち着けどころを失ってミスが相次ぎ、それぞれが連携して繋ぐ場面はほとんどなかったですから。

いつもなら横パスでリズムを作って崩すところもヴェローナ戦はほとんどが縦パスでした。

そしてそのほとんどがカットされてます。

 

ディフェンスの間を通すパスは有効ですが、それ一本で刺せるだけの必殺のパスなわけです。

そのまま一瞬で抜き去って撃つわけですから。

多用すればバレますし、バレてしまえばこんなに止めるのが楽な攻撃もありません。

ドリブルで引きつけたり、横パスで相手をズラしたり、前線のポジションチェンジでマークを混乱させたりして初めて刺せるパスなはずなんですよ。

ただ何もないのにとりあえず蹴っただけのパスならトモビッチでも止められます。

 

文句を言えばいくらでも出てきますが、キリがないのでポジティブな話を1つだけ最後にして終わろうと思います。

ヴィオラ発の世界最高LWBことマルコス・アロンソ君がまたプレミアでゴールを決めてくれました。

いつの間にやら完全にチームNo.1 フリーキッカーで大活躍です。

彼の活躍は嬉しい限りです。

ウチのLBも良いキック持ってるはずなので、マルコス・アロンソ君に習って良い選手に育ってくれたらいいですね。早急に。

 

ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。  

拙い文章読んでくださってありがとうございました。