ユーヴェの1強でつまらないと言われたセリエAですが、先日のナポリの勝利によりまたスクデットの行方が分からなくなりました。
一方で他リーグはそれぞれバルセロナ、シティ、バイエルンの1強でどこもかしこもクソつまんねぇなと思いますね。
冗談はさておき、僕はユーヴェもナポリも嫌いでどっちも一切応援してないので、別にどっちがスクデットを獲ろうが興味は全くありません。
勿論他リーグがどうなってようが興味もないので、わざわざ「◯◯は××××だからつまらない」なんてことを言うつもりもないですね。
さて、今節のヴィオラの対戦相手はそんな事情を備えたナポリです。
ライバルであるユーヴェの優勝は阻みたいけれどもヴィオラとしても負けたくないというジレンマがあるなんて記事が出てましたが、さっきも言った通り今季のスクデット争いに興味はないので普通に勝ってもらいたいです。
普通に勝てる相手ではありませんが。
ちなみにヴィオラは現在勝ち点51で9位。
それだけ聞くともうシーズンもここまでかなと思うのですが、6位のアタランタが勝ち点55とまだ追いつけなくもない差なので諦めるには早いところ。
アタランタ、ミラン、サンプドリア、フィオレンティーナ、トリノあたりでの熾烈なEL圏争いというわけです。
アタランタやミランには少し余裕がありますが、勝ち点で劣るヴィオラ、サンプ、トリノにには1戦を落とす余裕はもはやありません。
ヨーロッパの舞台に立つためにも全力を尽くしたい。
一方、これまた熾烈なスクデット争いを繰り広げるユーヴェの相手は強敵インテル。
ご存知イタリアダービーです。
インテルもシーズン序盤は快進撃を見せていましたが、蓋を開けてみれば後半からの失速でいつも通りの順位。
バレロもヴェシーノももう出てないみたいですね。
どっちも帰ってこないかな。
ユーヴェは負けたら首位から転落する危険がありますし、インテルはCL圏をかけて3位ローマと4位ラツィオをそれぞれ勝ち点1差で追いかけているので、これまた負けられない戦いとなります。
このダービーは激しくなりそうですね。
つまりまとめると、
勝ち点差1。残りのカードはどちらも微妙。どうとも転びそうな予感。
ローマとラツィオを勝ち点差1でインテルが追いかける。この中の1チームが落ちる。
アタランタとミランが一歩リードだが、戦力的にも残りで転けたらそこから落ちる可能性も十分。勝ち点47のトリノにはかなりの運が必要。
という見どころたっぷりの状態です。
では触れてないチームの今節の相手を見ていきましょう。
まずはCL圏争うローマ。
対戦相手はキエーヴォですね。
キエーヴォは開幕直後は好調を維持してましたが、後半の失速が激しく、現在5戦勝ちなしです。
CLの大敗を変に引きずらなければ普通にローマが勝つでしょう。
あまり嫌な相手とは言えません。
トリノにとっては嫌な相手です。
ただ、ゲームはトリノのホームなので、チャンスがないとは言えないでしょう。
ベロッティの爆発力が失われている今季ですが、ここで勝てれば勢いに乗れるかというところ。
良いカードですね。
トリノやヴィオラ同様、後がないサンプはホームでカリアリを迎え撃ちます。
前節、アウェーでアタランタを仕留めたことを考えればサンプ有利は当然の予想。
一方で何故かこういうところで引き分けたりするのもサンプドリア。
偏見ですが、ドローで終えるような気がしないでもないです。
解任ブーストが切れて不調に陥っているミランはアウェーでボローニャと対戦。
ベネヴェントに負けてティフォージは頭を抱えてますが、ここでボローニャにも負けたら勝ち点的にチャンスは残れど精神的にノーチャンスでしょう。
踏ん張りどころというわけです。
EL圏獲得の最有力候補であるアタランタはホームでジェノアと対戦です。
順位は11位と微妙なジェノアですが、ラツィオやインテルを破ったりと不気味な相手ですね。
波乱を起こせる地力はあるので、何かが起こるかもしれません。
シーズンも終盤に差し掛かり、それぞれがより具体的になった目標に向かって全力を尽くします。
消化試合はありません。
シーズン開幕前はEL圏なんて夢また夢と思っていましたが、なんとまぁ手が届くところにあるじゃないですか。
運に恵まれなければ勝ち取ることはできないでしょうが、運は掴み取るものなので、まずはナポリ戦で勢いを取り戻してほしいですね。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。