アルノ川の畔から

セリエA🇮🇹の古豪フィオレンティーナを応援するブログです。ヴィオラ中心に色々書きます。

フィオレンティーナのメルカート

シーズンが終わるとメディアが騒がしくなります。

メルカートの主役はいつだってビッグクラブで、僕らのような中堅クラブには、ただ大好きな選手が引き抜かれていくだけの虚しい期間です。

大勢のサッカーファンが望むのは有望な選手のステップアップ。

つまりそれを拒もうとする在籍クラブは悪役なんですよね。

いいじゃないですか、悪役。

僕からすりゃ悪役はユヴェントス以外ありえませんがね。

 

さて、今季も多くの主力が引き抜かれるという噂が早くも立ってますね。

キエーザシメオネ、ヴェレトゥ、ミレンコビッチなど、めちゃめちゃ抜かれたくない選手に限って引き抜かれていきます。

特にキエーザはユーヴェ移籍の噂が出てましたね。

腹が立ちすぎてiPhoneを床に叩き落としそうになりました。

僕はユニフォームが白と黒のくせにグレーな判定ばっかもらってるクラブは嫌いなんですよ。

キエーザにはそのユニフォームは似合わないとだけ言っておきます。

 

今のところ守れそうなのはペッセッラやダボあたりでしょうか。

どちらも来季に必須の選手ですね。

まぁ何を言っても札束で殴られたら中堅クラブは跪くしかないので、現状の補強点だけサラッとまとめて終わりたいと思います。

 

まず、GKですが、どうやらスポルティエッロはレンタルバック、ドラゴフスキは移籍と両名ともに信頼は得られなかったようです。

GKはフィールドと違って他のポジションの選手で補うことが出来ないため、使いながら育てるようでは遅いのです。

即戦力でないと話になりませんから、そういう意味では安い値段で経験あるベテランGKを獲得するのも良い手だと思います。

少し前になりますが、トリノのシリグ獲得なんかは非常に良い選択だなと思いますね。

控えも合わせて2名獲得か、1名獲得してプリマヴェーラから上げてくるかでしょうか。

 

フィールドの優先順位は何はともあれCBです。

ペッセッラは不動として、ウーゴとポジション争いが出来るCBが欲しいですね。

ズマが噂に上がってましたが、もし獲得できたら良い補強だと思います。

 

SBはミレンコビッチとロウリーニが残るなら右の優先順位は低めでいいでしょう。

左はビラーギとポジション争える相手が必須です。

 

中盤はバデリの穴が大きいですね。

クリストフォロも大好きでしたが、どうやら出ていきそうなので、ここも穴埋めが急務です。

ダボ、ヴェレトゥ、ベナッシが残るならビッグネームは不要だと思うので、必要以上にお金をかけずに済ませたいところ。

インテルから500万ユーロくらいでバレロ獲得できたら最高ですね。

 

前線はテレオーやディアス、エイセリック、ロ・ファーゾ、ファルチネッリの退団が噂されてます。

ロ・ファーゾはどう考えても手放すべきじゃないと思うのですが、どうやらフロントは僕とは違う意見のようです。

その他はやむを得ないでしょう。

テレオーは戦力ではありますが、来季に今季以上のパフォーマンスが望めるかと言えば微妙なので。

 

となると、サイドアタッカーが足りてないのは算数を習いたての小学一年生でも分かります。

また、シメオネとターンオーバーで使えるレベルのFWか、それが無理なら途中出場でそれなりに結果を出せる控えが欲しいです。

 

WGの方はウディネーゼのデ・パウルが噂にあがってました。

ムラはあれど個人技は魅力というなんともチッチやサラテを感じる選手で、僕は嫌いじゃないです。

レギュラーとしては物足りなさがありますが、控えに置けるなら十分でしょう。

 

CFはシャフタールのファクンド・フェレイラが噂に出てますね。

今季30試合で21得点してる選手で、空中戦にも強く足技もある万能型のFWです。

CLではローマ相手にゴール決めてます。

個人的には今噂にあがってる選手の中で一番欲しい選手です。

 

FWはご存知カストロヴィッリ君や金の卵ヴラホビッチ君がいますから、ゴッリ君やメッリ君も含めて若手組にも注目したいところです。

 

早い話、どこのポジションも基本的には優秀なサブが必要ということです。

加入即レギュラーはGKとLWGと中盤くらいでしょうから。

大きな問題は今のところありませんので、来季に向けて現メンバーとレギュラー争いのできる選手が必要ですね。

 

ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。  

拙い文章読んでくださってありがとうございました。