アルノ川の畔から

セリエA🇮🇹の古豪フィオレンティーナを応援するブログです。ヴィオラ中心に色々書きます。

キエーザの移籍を考える

昨晩はTwitterにて、色々騒ぎ立ててすみませんでした。

無駄に絡まれて迷惑がかかった方、本来不要な不快感を覚えた方、いらっしゃいましたら遠慮なく叩いてください。

このブログはコメント誰からでも通すように設定されてるので、ご意見でもご批判でもご感想でも全て受けます。

Twitterで直接言えなかった方がいらっしゃいましたら、こちらで匿名にてどうぞご記入ください。

 

もう書くことはないと思ってましたが、自分で下げたヴィオラサポの品位は自分で取り返さないとお世話になってる仲間に申し訳が立たないので、140字で書けなかった部分を少し書こうと思います。

 

何故かTwitterではヴィオラサポが他サポを見下しているというようなコメントが出てました。

他サポや他クラブを見下したことは一度もないですし、それは僕の過去のツイートやブログに目を通していただければ分かっていただけると思います。

勿論好き嫌いはありますが。

 

キエーザに関して書きます。

多くのヴィオラサポがキエーザの移籍を望んでいません。

下部出身の期待の若手でチームの顔です。

当然です。

 

 

一方で、僕はこのまま永遠にヴィオラにとどまっては欲しくないと思っています。

僕はどちらかといえば移籍容認派なわけです。

ただ、正しいタイミングであればの話ですが。

スピードやテクニックはトップクラブでも通用するかもしれません。

しかしキエーザは体が小さく、フィジカル的な面で弱みがありました。

どうやら今季を観る限り、そういったウィークポイントもかなり克服され、視野も広がったように思います。

 

さらに、他の大きなクラブでは得点できないWGは重宝されません。

代わりの選手はいくらでも出てきます。

キエーザの最後の懸念点はここです。

ミドルの軌道やコースは可能性を感じますが、昨季の得点数は6に留まっています。

インテルペリシッチは昨季11得点してますね。

自身が絶対的なチームにおいても他クラブの選手にダブルスコアの差をつけられているわけです。

もし今季、キエーザが2桁得点か、あるいはそれに近い数のゴールを記録したら、僕はその時が背中を押すときだと思ってます。

 

 

ここまで書いたところで、「じゃあバンディエラになって欲しい」って言うのは建前だったのか?!とおっしゃる方々もいるでしょう。

それも本音です。

クラブのバンディエラになるというのは残留し続けるということ。

背中を押すというのはより高いレベルで戦うチームに移籍するということ。

相反するようなこの2つの感情ですが、これが両立する方法が一つだけあります。

ヴィオラが強くなることです。

もし今季ヴィオラがCL出場圏内でシーズンを終えたら、もうしばらくは残っても良いと思うんです。

 

トッテナム・ホットスパーズを例に挙げます。

過去のEL常連のスパーズであれば、ケインやアリをチームにとどめることは難しかったでしょう。

彼らがチームに残り続ける理由は簡単で、移籍する理由がないからです。

だって今スパーズめっちゃ強いから。

スパーズから他のプレミアクラブへ移籍してもステップアップだなんて誰も言わないでしょう?

ヴィオラもそうなれば移籍しなくても済むと思うんです。

「より高いレベル」で「バンディエラ」になれるわけですよ。

 

これが実現するのが僕の夢です。

まだシーズンは始まったばかりで、幸いヴィオラは良いスタートを切ってます。

諦める理由なんてどこにもないじゃないですか。

 

 

それから、ベルナルデスキやバレロ、ヴェシーノらを失ったシーズンのトラウマで敏感になり過ぎてるのでは?とも言われました。

それは恥ずかしながら絶対ないとは言い切れません。

ただ、いつも感情的になる前に一考してますし、僕はベルナルデスキの件でユヴェントスを恨んだことはないです。

ベルナルデスキやフロントを恨んだことならあります。

そのあたりは僕も含めてヴィオラサポなら皆わきまえてると思ってます。

いつだって主力を失う覚悟はしてます。

してるからこそ結果が何より大事だと知ってます。

結果が出なければすぐに主力を失ってしまうのが中堅クラブです。

でも、せめてそれは結果が出てからにして欲しいなぁと思うわけです。

 

 

ヴィオラは現状搾取されるチームです。

これは事実で、理解してます。

クラブの規模で考えてもそうでしょう。

でもシーズン終わった時にまだ選手の意思ごと搾取されるチームかどうかは分かりません。

それはメルカートの期間内に考えることですから。

 

 

僕が言いたかったことを140字でなく、もっと詳細に書くのならば、

 

シーズン始まったばかりで移籍すると決まったわけでもないし、まだヴィオラが欧州トップの舞台に立てるかもしれない中で主力を失う前提のような話を当然のようにされたくはないし、キエーザの為になるならば僕は放出も残留もあり得ると思ってるということです。

 

マルコス・アロンソやサビッチの活躍を喜んでいないヴィオラサポーターはいません。

キエーザだって同じです。

キエーザ欲しいな〜」くらいの呟きに食ってかかっていくわけではないんです。

 

 

昨季のままならユーヴェもインテルミランもローマもアタランタヴィオラにとっては格上です。

でも、その中でも僕は20歳の若き才能にチャンピオンズリーグを経験してもらいたい。

だからヴィオラはCLを、もっと言えばスクデットを目指して欲しいし、それが叶わないのなら彼にはキャリアを選択してもらいたい。

 

 

僕はヴィオラサポであるのと同時に、アッズーリサポでもあるで、キエーザにはワールドクラスのWGになって欲しいんです。

その為の基盤をヴィオラで形成して、その上で羽ばたいてくれたらなぁと思います。

敵として観たくはないので、可能なら国外移籍がいいなとは思いますけどね。笑

 

 

長々とすみません。

140字だと誤解は多いですし、何も考えずに発言したわけでないことだけ分かっていただけたなら幸いです。

これらは全て僕個人の意見であって、ヴィオラサポーターの総意でないことはご理解ください。

 

 

 

最後に、アッズーリでキエーザが活躍してくれたみたいです。

そうやって、いつかW杯の舞台でフランスやベルギー相手に切り込むキエーザの姿がみられたらいいなと思います。

 

 

ご意見・ご感想・ご批判等ございましたらコメントいただけると嬉しいです。  

拙い文章読んでくださってありがとうございました。