アルノ川の畔から

セリエA🇮🇹の古豪フィオレンティーナを応援するブログです。ヴィオラ中心に色々書きます。

vsナポリ 採点

失点は気の緩みから。

無得点は遠く及ばなかったクオリティの差から。

悔しいけど完敗としか言いようがない。

今日はナポリの方が強かった。

でも借りはホームで返す。

下は向かずに次だけ見る。

 

 

ドラゴフスキ 6.5

失点こそしたが、昨季の印象を払拭する好プレーであった。足元も落ち着いていて、ハイボールの処理も誤らなかった。GK争いに期待が出来そうだ。

 

ペッセッラ 5.5

中央でナポリの攻撃をブロックしたが、最後にインシーニェに穴を開けられた。いつものように奪い切って中盤や前線に繋げることは出来なかった。

 

ウーゴ 6.0

堅実なプレーでミスは目立たなかったが、守備面での粘り強さはもう少し欲しかった。やはり単純な守備能力ではミレンコビッチに劣る。

 

ミレンコビッチ 6.5

前半は妙に相手をかわそうとしてみたり、変にボール持って粘ってみたりというような怖さがあったが、守備面での粘り強さと頼もしさは間違いない。再三攻撃を受けるも、ミレンコビッチのところでその多くを防いでみせた。

 

ビラーギ 5.5

いつもの攻撃参加はなかった。守るだけならビラーギは平凡であって、ここで攻撃陣の助けに回れるようになると、よりヴィオラの攻撃も厚みを増して選択肢も増える。つまりは勝負所の見極めである。

 

ヴェレトゥ 6.0

久々の実戦復帰で本調子とはいかない様子だったが、悪くない。ナポリ相手にバデリ役は出来なかったが、それでもピッチ中に顔を出して仲間の助けとなった。

 

ジェルソン 6.5

中盤でボールを前に運ぶ役目をやってのけた。攻守の切り替えも早く、どちらにおいても重要な選手だった。欲を言えば、決定機はある程度強引に撃ちにいきたかった。

 

ベナッシ 5.0

試合に入れなかった。中盤で最後までベナッシが残ったのは得点を期待してというのが一番の理由だろうが、抜け出しもWGのカバーリングも中盤での守備も全て物足りないだけであった。

 

エイセリック 5.0

前半にとんでもないミドルを撃ったが、それに終わってしまった。攻撃面で出来たことは何もなく、ボールを受けてもここぞという場面でボールロストがほとんどであった。

 

キエーザ 6.5

ヴィオラのベストである。どんな場面でもサボらずしつこい守備で敵のチャンスを何度も潰すと、後半相手の疲れが出てくる時間帯に狙いを定めてドリブルで切り込んだ。

 

シメオネ 6.0

いつもは守備にも貢献するシメオネだが、この試合では前線に張ってナポリCB陣と勇敢に戦った。敵がシメオネを嫌がっていたのは明確で、シュートやドリブルは出来なかったが、目立たない貢献が確かにあった。

 

ダボ 5.5

ジェルソンに代えての出場。前線に運ぶ役割と持ち前のボール奪取能力を期待されたが、どちらも不発。守備はジェルソンよりも軽く、ボールの放し方もイマイチだった。

 

エジミウソン 5.5

水際での守備はうまく機能せず、ただヴェレトゥのコースが減っただけの交代になった。スタメンで出ていたら変わったのかもしれないが、格上相手にどこまでパフォーマンス出来るかというのは今後の課題になるかもしれない。

 

ピアツァ

出場時間が短すぎるため採点不可

 

 

良くも悪くもキエーザ頼みのチームになってきたような気がします。

ピアツァミララスがハマってくると変わるのでしょうが、それほど大きな可能性は残念ながら感じません。

というのも、キエーザの魅力は攻撃と同じくらい献身的な守備にあるからです。

勿論ここまでの非常に短い出場時間で結果を出すのは難しいと思いますが、ピアツァとエイセリックを比較した時にエイセリックが勝るものは守備に走ること以外に考えられません。

 

ポジティブな面をあげるとすれば、やはりキエーザという才能が偉大であったということがまず1つ。

もはや誰が相手でも互角以上に戦えるだけの力がキエーザには付いています。

そしてもう1つ、今まで発揮されていなかった才能があります。

GKドラゴフスキです。

さすがにラフォンには敵わないと思ってましたが、ここのポジション争いも面白くなりそうです。

今日のパフォーマンスは見事でした。

あと、シメオネは評価の分かれるところだと思いますが、僕は良かったと思います。

 

ともあれ、今日の試合は監督の采配も選手陣のパフォーマンスも完敗です。

ただ、完敗だという試合を引き分けに持ち込めるようにならないとCL・EL権は見えてきません。

負け試合を引き分けにするということは、勝ち点0を1にするだけでなく、相手の勝ち点3を1にするということです。

 

ナポリは届かない相手のように思えますが、ほんの数年前は3位の座を争っていた相手です。

この試合でもアウェーの難しい雰囲気の中でなんとか守り抜き、隙を見て攻撃もそれなりの形で仕掛けられていました。

失点は一瞬の気の緩みです。

これを「惜しかった」「良い試合だった」で終わらせたくありません。

最低でもドローで終わらせなければならない試合でした。

この借りはアルテミオ・フランキで返しましょう。

2点差つけて勝ったらH&Aで勝ちです!

 

次に控えるサンプ戦も簡単な試合ではありません。

でも、ここで負けるようでは話になりません。

勝ってもう一度勢いを取り戻しましょう。

日程的に疲れが色濃く出てくるこの9月が、今季の強みである選手層の活きる時です。

現在出場機会に恵まれていないピアツァ、ミララスアゴールダボらはここでチャンスを掴みたいですね。

 

 

最後に、ナポリ戦の観戦を助けてくださった皆様、ありがとうございました。

とっても助かりました。

また、最近リプやDMで「ブログ読んでます」「更新楽しみにしてます」というようなお言葉をいただくようになりました。

クールに返事してますが、めちゃめちゃ嬉しいです。笑

いつもありがとうございます。

ポンコツブログですが、皆様のお陰でなんとか成り立ってます。

これからもお暇な時に覗きに来てもらえると嬉しいです。

 

ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。  

拙い文章読んでくださってありがとうございました。