vsインテル 採点
負けましたね!!!
悔しいですね!!!
でも、収穫も山ほどある試合でしたね!!!
だから、次は負けない。
ラフォン 5.0
厳しい評価だとは思うが、あえてこの点数をつけたい。DFにも責任はあるが、致命的なパスミスでピンチを招いてしまった。2失点を咎めることは出来ないが、勿論評価もできない。
ウーゴ 5.0
無駄なハンドで失点、そして中央の指示なくまた失点。コーチングの技術不足は否めない。ビラーギとの相性がそもそも良くない。インテルの攻撃陣をとらえられぬままゲームが終わった。
ペッセッラ 6.0
中央を堅めてほとんどイカルディに仕事をさせなかった。ペッセッラを崩されて決定機を迎えた場面は思いつかない。
ビラーギ 5.0
この試合のワースト。攻撃面では何も出来ず、ただの穴となった。カンドレーヴァのおもちゃである。このパフォーマンスが続くようでは擁護できない。レギュラーは危うい。
ミレンコビッチ 5.5
サポートに行くのと攻撃参加に行くのは違う。攻撃参加にはクロスの精度や連携面で物足りない。ミレンコビッチに欲しいの正確なクロスでなく、堅実な守備と行き詰まった時のサポートである。
ヴェレトゥ 6.5
90分を通して良いパフォーマンスを見せ続けたのはヴェレトゥただ1人である。敵を剥がして前に繋ぐ意識に技術が追いついた。まさに心臓だ。
ベナッシ 6.5
目立たなかったが、黒子役に徹してチャンスを待ち続けた。ヴィオラの得点はベナッシの見事な守備から生まれた。
エジミウソン 5.5
期待された働きは出来なかった。得意の守備も活かせず、ピッチに何も残すことは出来なかった。格上相手のパフォーマンスは今後も様子を見る必要がありそうだ。
キエーザ 7.0
完全に消された前半とは打って変わって、後半の躍動はまさに水を得た魚のようであった。その脅威は対戦した全ての相手が知っている。敵に囲まれていようが関係ない。ボールを持ったキエーザは止まらない。
ミララス 6.5
後半最後にCFとなってからは消えてしまったが、前半は攻撃陣唯一の希望であった。開始早々グラウンダーのシュートがポストを叩くと、以降も常にゴールに向かい続けた。
シメオネ 5.0
この試合でシメオネに出来た事は何もない。キーパーと1対1のビッグチャンスを決め切れなかったのは結果として非常に痛いものになった。
ジェルソン 6.5
インテル相手でも全く問題ない。距離感の完璧なフィードに強靭なフィジカル、そして繊細な足元の技術。もし前半から出ていればと思わせるパフォーマンスだった。
ピアツァ 6.5
今日のピアツァは守備に走り、攻撃では自身で仕掛ける理想的な選手だった。後半通してヴィオラペースでゲームが進んだのはピアツァを含む前線のクオリティからである。先に期待が持てる内容だった。
ヴラホビッチ
出場時間が短すぎるため採点不可
試合の中身は録画なりハイライトなりを観てもらうとして、いつも通り選手数名に触れていければと思います。
まず、インテルについてですが、やはりまだまだ格上です。
特に前半はビラーギのところをカンドレーヴァに好き放題遊ばれ、反撃しようにも全ての攻撃をブロゾビッチ1人に止められました。
なんだあれホントに。
反撃を試みるベナッシと攻守において中途半端なエジミウソンは何もさせてもらえず、唯一ヴェレトゥだけが対等にやり合っていたように見えました。
後半のジェルソン投入からは中盤にボールが収まるようになり、中盤制圧ができていたため、ヴィオラペースで試合を進めることができましたが、それで良しとしてしまうのは少し危険な気がします。
良い意味で気になるのはHTのピオリの修正で、前半と後半はまるで違うチームのように躍動し、特にキエーザは突然手のつけられない怪物になりました。
一度キエーザがボールを受けられるように中央に配置したのはわかりますが、基本的には前半と同じ左サイドからの攻撃参加で、それほど大きく変わったところはありませんでした。
しかしまぁアウェイの地で不利な判定を受けながらあのパフォーマンスの変化。
一体何を言えばそうなるのか気になります。
今回、選手はミララスとヴラホビッチについて書こうかな。
まず、ミララスですが、こんな選手を控えにおける贅沢はセリエの中小クラブにありません。
ミランやインテルでもスタメン狙えんじゃねぇかなって技術とメンタルですね。
ファーストシュートが地味に見えて凄く良い。
ニアサイドを突く正確なグラウンダーで、スピードも十分なものでした。
常にゴール第一の姿勢もかなり評価できます。
ボールを持ってからのドリブルやパスも、オフ・ザ・ボールの動きも良い。
もう文句なしですね。
そしてヴラホビッチ。
この試合最大の収穫です。
18歳ながらも恵まれた体格でアサモアと互角にやりあうフィジカルを持ち、Aで十分通用するクオリティを随所で披露しました。
シメオネがヴィオラの生命線だと思われていただけに、代わりの務まる選手が出てきたというのは今後に向けてかなりの安心材料です。
シメオネのポジション争いの相手が出来たという面でも大きな意味を持ちます。
パフォーマンス的にも悪くなかったですし、今度はもう少し長い時間見てみたいですね。
3戦の初戦を落としたというのは厳しいですが、次節のアタランタ戦は現在全勝を誇るアルテミオ・フランキです。
一旦仕切り直し、修正するところは修正して次節必ず勝ちましょう。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。