点取れるエースと点取れないエース
前半戦を終えて、リーグでのヴィオラのチーム内得点ランキングは依然としてベナッシが6得点でトップ。
本来であればぶっちぎりでなければならないシメオネは4得点で2位に位置しています。
このままいけば単純計算でシメオネは2桁得点に到達することなくシーズンが終わってしまうことになるので、そうなるともう彼に可能性はありません。
僕は今季の彼の期待得点数を15と設定していたので、このままだと大きく期待外れ。
せめて2桁得点には到達してもらいたいものです。
さて、一方でセリエを賑わせるベテランストライカーと言えば、ご存知クアリャレッラです。
次節の相手、サンプドリアのエースですね。
これがまた大変で、既にウチのエースの3倍点取ってます。
現時点で12ゴールです。
しかも他のFWもデフレルが18試合出場(先発13試合)6ゴール、カプラーリが15試合出場(先発10試合)5ゴールと、3試合に1点以上のペースで点取れるFWがゴロゴロいるわけです。
それだけではありません。
ヴィオラも狙っていたFWガッビアディーニもこの冬サンプに帰還しています。
どうですかこの前線のクオリティの差。
無失点で終えられるとは思えないですね。
そして無失点で終わらないなら複数点取らないといけないということですね。
うーん、これは大変。
どうでもいいんですけど、僕は前半戦サンプ戦のみ見逃しているので、これが今季のサンプ戦初観戦になります。
前半戦では敵地で1-1のドローとなってますね。
ちなみにこの時点決めてるのがシメオネです。
これがまた見事なゴールで、ビラーギのアーリーに飛び込んだシメオネのダイビングヘッドでの得点でした。
ハイライトでの確認になってしまったのが惜しまれます。
とりあえず前線は練習通りミララス、シメオネ、キエーザでいくのか、あるいはムリエルが先発から入るのか。
ここは別にどちらでも大きく変わりはしないでしょう。
問題は中盤ですね。
とにかく僕はノアゴールを底で使って欲しいのですが、残念ながらコッパでもそれはありませんでした。
ヴェレトゥを一列あげてやりたいのと、底でバランス取れる選手が欲しいのを考えたら他に選択肢なんてないと思うのですが...
可能であればもう一人、中盤底に使える補強が欲しいですね。
オビアング...エジミウソン返すからくれないかな...
そんなことを言いつつも、わりとこのメルカートは大きく動いている方です。
ムリエルとトラオレですからね。
どう考えても夏に誰か出て行きますね。
ハンツコのオファー蹴ったところからビラーギをインテルに放出するつもりなのか、あるいはトラオレの獲得からヴェレトゥかベナッシが出て行くのか。
出て行きそうな選手は皆好きな選手なので複雑です。
出て行きそうといえば、アンタッチャブルな存在でないのに何故かヴィオラサポから人気のあるダボちゃんが移籍しそうです。
現在泥沼で降格圏にまで沈むモナコにレンタルだという話が。
ボール持てるし体張れるしシュート打てるけど放し方が悪いダボちゃんは案外シメオネの代わりになるのでは?と思いますが、ダボちゃんはDFライン際の駆け引きが下手そうなので無理ですね。
話はサンプ戦に戻ります。
サンプドリアといえば最近ヴィオラから移籍した選手がいましたね。
そうです。
サポナーラです。
立ち位置的にはヴィオラと変わらぬ感じですが、途中出場がほとんどにも関わらず2ゴールと3アシストをあげてます。
ちなみにヴィオラでは0ゴール5アシスト。
ヴィオラは数字を残しづらいチームなのでしょうか。
教えてジラルディーノ。
先発予想には入らないと思いますが、如何せんヴィオラはお礼参りされがちなクラブなのでサポナーラとクアリャレッラ(元ヴィオラ)には気をつけないといけません。
前節パルマ戦で赤カード貰ってるウーゴが出場できないはずなので、そこに誰が入るのか注目ですね。
チェッケリーニやハンツコが入るのか、ミレンコビッチが入って右にロウリーニか。
個人的にはミレンコビッチを真ん中に回して右にチェッケリーニを入れて欲しいです。
おそらくチェッケリーニにクアリャレッラやガッビアディーニを抑える力はまだないと思うので。
試合のキーマンは中盤に入る選手でしょう。
とにかくトップ下のサポナーラかガストンラミレスを抑えないと強力なFWにボールが回るので、水際で止めるのが最も効果的な対策になると思います。
つまりはヴィオラが苦手な中盤の守備です。
ほらノアゴール欲しいじゃないですか。
ピオリさん聞いてます?
ノアゴールですよ。
使わなきゃ育ちませんよ。
昨季のローマ戦みたいな使い方するなら底にダボでも悪くはないか。
ピオリはそんな博打はしないタイプですが。
とにかく今夜が後半戦初戦です。
サッスオーロがインテル相手にドローに持ち込み、ローマは勢いを取り戻してきてますがトリノは勝ち点落としてます。
順位争いの直接のライバルにホームで負けるわけにはいきません。
勝ちましょう。
思い返せば昨季も後半戦勝負でした。
今季も後半のピオリを信じるのみです。
キックオフの笛は僕らのために鳴るはずです。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。