先輩面
このブログ、僕としてはめちゃくちゃ長くやってるような気がしてるんですが、まだ2年目なんですよね。
だからまぁ言ってしまえばブログ始めたばかりなんですけど、実は僕ブログを今まで何度も始めては途中で飽きて放置してきました。
そんな僕からするとこの『アルノ川の畔から』はえらく長く続いてるブログなわけです。
今までやってたブログは日記感覚であったことを綴っていくものや、読んだ本の書評、日常で気になった事についてひたすら文句を連ねるもの等、全然方向性も違うのですが、全部含めたらわりと長い間ブログを書いていることになるのではないかと思います。
ちなみに今でも続いているのは2つだけで、アルノ川でない方については続いていると言っても年に1,2回程度の超低頻度更新です。
別に誰に向けて発信しているわけでもなく、自己満足でやっているブログで、読者は多分2,3人程度のリアルの知人くらいなので愛着も全くないのですが、マニアが続けてくれと言うので惰性で続けています。
アルノ川では自分なりに謙虚にやっているつもりですが、もう一方はほとんど自分しか読まないので自分が世界の頂点であるかの如く傲慢に言葉を振りかざしてます。
いつ閉鎖するかも分かりませんしまた更新するのかどうかも分かりませんが、もし読んでみたいという物好きな方がいらっしゃいましたら、『チャイムが鳴ったら帰りましょう。』と調べてみて下さい。
面白いかどうかは保証しませんので、そのつもりで。
さて、そんなことが書きたかったわけではなく、今回はサッカー関係なしにブログについてです。
僕が記事を書くときに意識していることですね。
最近フォロワーの方にもブログを始められる方が増えているので先輩面して書こうかなと思います。
それに、僕より面白いブログ書かれている方は沢山いらっしゃいますから、僕が先陣切って先輩面するので皆さんも先輩面してブログ書くときに気にしていることとか書いてくださいという思いもあります。
僕も参考にしたいので。
前置きが随分長くなりますが、もう少しだけ続けます。
僕は他人のブログ読むのが結構好きで、活字が好きな身としてはTwitterでは物足りないので、色んな人がブログを始めている今の風潮がいいなと思っています。
どんどん始めて下さい。
僕もいくつもブログを放置してきたので、皆さんもそんなつもりで始めてください。
楽しく読みます。
と言うわけで、僕からは大きく分けて3つ、意識していることを書こうと思います。
・タイトル
・結び
・言葉
の3つです。
まずはタイトルについてです。
僕はタイトルというものが非常に重要なものだと思っています。
例えば書店でズラーっと並んだ文庫本、背表紙のデザインもサイズも全て同じです。
ケーキ屋さんに並ぶケーキは見た目でアピールできますが、本はそうではありません。
記事一覧の中にある記事も同じです。
買い手が手に取るのを待つことしかできません。
そんな本や記事が唯一買い手にアピールできるのがタイトルです。
そしてそのタイトルというのは記事の中身を最も簡潔に示したものです。
『魚の本』という本に野菜の話は載ってませんよね。
でも『魚の本』ではタイトルとして簡潔にまとまってますが、面白みがありません。
例えば『魚のすべて』や『魚のヒミツ』とすればさっきよりも興味が湧きます。
もっと凝った書き方をすれば、結びの文句や一番伝えたい言葉、文中の印象的な言葉をそのままタイトルにすることもできますね。
『海を生きる』とか、そんな感じでしょうか。
これではやり過ぎて何の話か分かりませんが。
要は使い所ですね。
簡単ですが、タイトルについてはこんな感じでしょうか。
続いて、結びについてです。
記事を締めくくる結びの文はクライマックスになるわけですから、僕はとっても大事にしています。
ダラダラ長く書くよりも、短い文を2,3続ける方が締まります。
あとは、ここでクライマックスなのだなと分かるようにすることですかね。
書きたいことだけを書いて終わってしまったら、何となく歯切れの悪い終わり方になってしまいます。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。 拙い文章読んでくださってありがとうございました。
どうです?なんとなく変でしょう?
というわけで、最後にまとめの文をいくつか挟むと落ち着いた終わり方になるかなと思います。
あ、翻訳記事とかであれば別に結びの文は不要になってくるので、まぁこれも使い所になってきます。
全部それかよという感じですね。
全部それです。
最後に言葉についてです。
僕の言葉の使い方は僕にしかできませんし、皆さんの言葉の使い方も皆さんにしかできません。
例えば、RyosukeさんやYotaroさんのブログは嫌味のない知的な比喩や表現がとても魅力ですし、TwitterのDinoさんやここさんには不思議と人を魅きつけるカジュアルな読みやすさがあります。
ロマ速や月ユベといった大御所のブログはもはや真似出来ませんが、なるほどそれぞれハッキリとした色があります。
そんな中で、僕が思う自分の言葉についてちょっとだけ書こうと思います。
僕は言葉が好きなので、話し出したら多分止まらなくなります。
だから、ちょっとだけ。
僕が意識しているのは表現とリズムです。
文章を口に出した時になんとなくリズムが悪ければ書き方を変えます。
同じことを言うのにも使う言葉を変えればリズムも変わりますよね。
そしてそこで考えるのが表現です。
「走る」というより「駆ける」と言う方が躍動感がありますね。
「ピッチを走り回った」というより「ピッチを駆け回った」という方が、リズムや語感が僕の好みです。
あるいは、「走り出した」と言うよりも、「地面を蹴った」と言う方がより一瞬を切り取っているように思いませんか?
そういう言葉の使い分けです。
これは試合のハイライトを文字に起こす時に特に必要だと思います。
単純に「キエーザがファーにシュート、ゴール!」ではつまらないじゃないですか。
言葉でしか表せない臨場感のあるハイライトにしたいですよね。
あと、これは個人的な好みなんですけど、僕は横文字があまり好きではない...というか、日本語の語感が好きなので、ゴールよりも先制や追加点、ネットを揺らす、というような書き方をすることの方が多いです。
日本語ってとっても美しいので、是非色々好きな表現を覚えておくと楽しいですよ。
こんなことまで書き出すといよいよ止まらなくなりますのでここで終えますが。
またこの記事のウケを見て、その気になったら書くかもしれません。笑
さて、とりあえず僕のブログの書き方はこんな感じです。
デザインとかレイアウトとかその辺は全く気にしてないので、誰か僕にも教えてください。
参考になるかどうかはわかりませんが、これを読んで自分も試しに書いてみようかなと思って下さる方がいれば、光栄です。
また、是非、他のブロガーの方々も、どんなことを意識して書いてらっしゃるのかご自身のブログに書いてみて下さい。
僕も参考にさせていただきたいので。
ブログは普段受信する側の僕らが発信する数少ない有効なツールです。
書いていくうちに色々思いや考えがまとまってくることも少なくありません。
夏休みの読書感想文には苦労させられましたが、好きなことについて好きに綴るのは意外と楽しいものです。
是非一度、筆を執ってみてはいかがでしょうか。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。