鶏口牛後
「鶏口牛後」という言葉がありますね。
牛(大きな集団)の尻(後方)にいるよりも、鶏(小さな集団)の口(前線)にいる方が良いという意味です。
イタリアにはビッグクラブからの数多くのオファーを蹴って中堅クラブに留まることとなりながらも、それを歓迎した男がいます。
チームのエースとして最前線に立ち、同時にカピターノとして選手陣をまとめます。
チームの顔とも呼べる彼は、まさに鶏口牛後の言葉の如く、雄鶏を真似たゴールパフォーマンスでティフォージを湧かせます。
もうお分かりですね。
トリノFCのエースストライカー、アンドレア・ベロッティです。
あ、この記事は別にアンチベロッティが出てきたから書いてるわけではないですよ。
それより前から書いてます。
僕は鶏口牛後の体現者であるベロッティが結構好きで、他クラブながら応援している選手の一人です。
そしてそんな彼の率いるトリノが欧州に挑戦しますね。
明日の早朝4:00から、ホームでプレミアのウルヴズを迎えます。
ヴィオラ程ではないにせよ、去年多分ヴィオラの次くらいに多くの試合を観たのがトリノだったので、注目しています。
マニアックな良いカードですよね。
セリエらしい堅守を武器に持つトリノと、プレミアらしい積極的な攻撃が魅力のウルヴズ。
朝早いんですけど、これは観たい。
プレビューは僕には出来ないので、それはトリノFC情報局のウルヴズ戦コラボ企画をどうぞ。
https://www.toro-info.com/entry/2019/08/17/151038
当たらないことでお馴染みのKyazu的スコア予想は2-1トリノですかね。
根拠はないです。なんとなく。
皆さんも是非、早起きしましょう。
さて、そうこうしている間に何やら色んなことがありました。
まずは来ちゃいましたね大物。
フランク・リベリー先輩。
誰が予想したでしょうね。
大幅な減俸を受け入れてフィオレンティーナというクラブを選んでくれた彼に感謝します。
リベリーがやってきて、「キエーザとリベリーの両WGはヤバイぞ!!」となってる他サポの方が多いのですが、ソッティルもやべぇかんな。
「それにプリンスとシメオネもいるぞ!!」という話もよく耳にしますが、今季はヴラホビッチが化けますよ。
あと今さらモンツァ戦フルで観たんですが、ヴェヌーティとソッティル残したの英断でしたね。
レンタルバック組もプリマ上がり組も新戦力達も揃って外れがいないというのが凄い。
プラデの本気なめてました。
ごめんね。
LSBのテルジッチに関しては賛否ありますが、僕は十分可能性を感じました。
セリエ初挑戦の若手にすぐに7.0のパフォーマンスは無理です。
でも高精度のクロスは成長した際に必ず大きな武器になる。
ポストビラーギにはピッタリだと思いますね。
あとヴラホビッチが点取った後、彼にずっとくっついてたのがなんか好きでした。
試合後、サポーターからエジルと称されたモンティエルも戦力に数えられそうですし、かなり完成度は上がってきたと思います。
あのスルーパス何回見ても痺れますね。
モンティエルとヴラホビッチのコンビを何と名付けよう?というViola NationさんへのリプでDusanとTofolでDufolはどうか、というものがあったので、僕もこれをパクってドゥフォルと呼ぶことにします。
このコンビの活躍がリーグで多く見られたらいいな。
最後に話は変わります。
まぁこれブログやツイッターには書くと思うツボなので書かないでおこうと思ったのですが、せっかくなので乗ってやろうと思います。
誰も知らないんですが、先日ミラニスタの捨て垢に煽られちゃいましてね。
怒ったぞ!許さないぞ!という話ではないんですが、上からものを言ってやったぜって面されて、そのままなのも面白くないので自戒もこめて少しだけ。
ぶっちゃけミラニスタに対するイメージは最悪ですよね。
勿論全員ではなく、日頃お世話になってる方々も沢山いますし、仲良くしていただいてる方も沢山いるので、そういった方々は別です。
しかし、全体で見たときのミラニスタという集団に対するイメージは知らない誰かのおかげでグーンと下がる訳です。
彼か彼女か知りませんが、多分今もせっせと僕の書いた記事を読んで下さってることとと思います。
煽りたくなるようなつまらないブログをわざわざ訪れてご丁寧に面識のない僕にメッセージまでくれる貴重な読者様に苦言を呈するのも非常に心苦しいのですが、まぁ一言で言えば嫌いですね。
たかだか数人のせいで急激にイメージダウンする残りの9割の方々を気の毒に思います。
かく言う僕もどこかでヴィオラのイメージダウンに繋がっているかもしれませんから、気をつけないとなぁと思いました。
というわけで、煽り文でも返事もせぬまま遮断しては礼を欠きますので、多分僕は何度か相手をしますが、つまらないなと思ったらブロックすることにします。
こんなところでしょうか。
ここまでちゃんとリアクションとったらきっと満足していただけたことと思います。
今後この類の穏やかで無い話を「アルノ川の畔から」と銘打つこの場で書くことは無いと思います。
なので、もし気に入っていただけるのであれば、僕のポエミーな一人語りを覗き見していっていただければと思います。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。