アルノ川の畔から

セリエA🇮🇹の古豪フィオレンティーナを応援するブログです。ヴィオラ中心に色々書きます。

強豪連戦

やっと勝ちましたね。

サンプドリアとの裏天王山に勝利し、半年以上ぶりの勝ち点3を得ました。

せっかくの勝ち試合でしたが、前節の採点は仕事の都合で出来ませんでした。

キエーザリベリー、素晴らしかったです。

 

さて、今節はヴィオラに同じく不調に喘ぐミランとの一戦です。

 

ミッドウィークのトリノvsミランの試合を後半から観てましたが、噂のピョンテクの不調はかなり深刻ですね。

点の取れないストライカーを重用しすぎると昨季のヴィオラみたいになりかねません。

早めに点取って調子戻してもらわないと。

 

一方でベロッティは昨季から一皮剥けた印象があります。

絶対に最後触ってやろうという姿勢が結果として生むダイナミックなプレーは人を惹きつけます。

良い選手ですね。

 

世論的にはおそらくミランの勝利予想が多数を占めると思います。

しかし、僕はスタメンの選手層でミランに劣っているとは思いません。

というか、ミランに限らず、インテル、ユーヴェ、ナポリ以外のチームに選手の質で劣るとは全く思いません。

僕は自チーム贔屓を自覚してるので、世間一般的に僕の選手評価が正しいのかと言えば頷きかねますが、カストロヴィッリはパケタやルイス・アルベルトよりも良い選手じゃないかと思ってます。

リベリーロナウドよりセリエ向きだと思いますし、キエーザがスソと同等だとは思いません。

唯一ロマニョーリとドンナルンマだけはヴィオラにそのポジションで同等のクラスの選手はいないなと思います。

 

ちなみに泥沼だった昨季のアウェー戦はたまたまミランが多数の負傷者に苦しんでいた時の対戦だったので、キエーザのトンデモ弾で勝ちました。

同じ勝ち方が出来るとは思えません。

トリノに敗れたといえど、今年のミランは僕が思っていたより強いチームでした。

ゲームを支配する力はあります。

 

なんだかんだ言ってもフィオレンティーナにとって一番脅威なのはピョンテクだと思います。

ライン際の駆け引きの上手い選手にはことごとくやられますからね。

アタランタ戦のチッチとかまさにそうですね。

サンプ戦、ユーヴェ戦では上手く前線を孤立させて守りましたが、ミラン戦でもこれが上手くいけばあとは個人での打開力のあるスソ対策です。

これはもうカセレスさんお願いしますという感じで。

本来なら底に入るバデリとプルガルのところで止めてしまいたいのですが。

 

しかし気になるのはスタメン組の疲労です。

ここ3試合ずっと同じメンバーですからね。

ひたすら走り続けてるダウベルトや出ずっぱりの中盤あたり、ミッドウィークも含めた強豪連戦のツケが回ってきそうで怖いです。

どこかのタイミングで4-3-3に戻すような話も見かけましたが、ミラン相手だと今の3-5-2でしょうし。

 

前節サンプ戦からポジティブな点として残ったのは、スーパーサブ・ソッティルは機能しそうだということです。

スタイル的にも疲れている時間帯に出てきたら嫌な選手なのは間違いないはず。

トリノvsミラントリノの1点目は寄せが甘くなった守備をベロッティが見逃さずに仕掛けて決めたゴールだったので、カストロヴィッリ、ソッティル、キエーザあたりは狙えそうな気がします。

序盤支配されるのはある程度仕方ないとして、前半35分を回ったあたりからある程度の反撃の兆しは見せたいですね。

 

あと毎回言ってるんですけど、レビッチのお礼参りは嫌。

お礼参りはもういいです。

結局チッチにまたやられたし。

もういいです。

 

現在ミランは勝ち点6で13位、ヴィオラは5で15位です。

勝ったら逆転できるということです。

まだ5試合しか終わってないので上位と勝ち点に大差があるわけでもありませんが、これ以上差をつけられると縮めるのが大変なので、強豪連戦をなんとか凌いでプロビンチャ相手の時に勝ち点差をひっくり返せる位置にはついておきたいですね。

直近の5シーズンくらいを見るとEL出場ボーダーラインは60〜65あたりになってくるので、単純に考えて10試合を終えた時点で勝ち点15はあってほしいです。

となると、現状5試合で5しか勝ち点とれてないので、残り5試合で勝ち点10がノルマです。

3勝1分1敗というわけです。

 

続く対戦相手を見てみると、ミラン(A)、ウディネ(H)、ブレシア(A)、ラツィオ(H)、サッスオーロ(A)となってます。

正直ラツィオには勝てる気がしないのですが、先のことを考えるとホームですから最低限引き分けにはしておきたい。

ホームでのウディネ戦は勝利が絶対条件。

あとはミランブレシアサッスオーロから確実に勝ち点を得ることです。

不気味なのはブレシアですね。

アウェーでカリアリとウディネに勝っており、ボローニャ相手にもロッソが出るまで3-1でリードしてました。

ユーヴェやミランには敗れているものの、最終スコアはウノゼロです。

最悪ラツィオに敗れてもさほどダメージのないようにするには、やはりここでミランに勝たないといけません。

今のチームだとアタランタ戦のような取りこぼし方がこれで終わりだとは思えません。

事実、サンプ戦でもやられかけてますしね。

するともうラツィオ以外には勝てないと欧州の舞台には立てません。

そりゃ勿論5勝がベストですが、10節を終えて最低限勝ち点15のノルマ達成を考えた場合です。

 

ロマンで「勝つぞ!」というよりは現実的に「勝たないと後が厳しいぞ!」という意味合いのForza Violaです。

早起きするから勝ってねフィオレンティーナ

 

ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。  

拙い文章読んでくださってありがとうございました。