新年明けましてメルカート
新年あけましておめでとうございます。
2019年はヴィオラにとって酷い年になりましたが、気持ちを新たに良い2020年にしたいですね。
またセリエ会やヴィオラ会も出来たらいいな。
アルノ川の畔からの更新度は昨季に比べて低くなりました。
色々多忙な毎日を送ってますのでおそらく2020年もそれほどまめに更新は出来ないと思いますが、思い出した時にお付き合いいただければ幸いです。
さて、というわけでメルカートですね。
他クラブですが、イブラヒモビッチの帰還に触れないわけにはいきませんね。
これだけで状況が一気に好転するとは思いませんが、その兆しになる可能性はあるかもしれません。
若手だけで安定して結果を残すというのは難しいですね。
とりわけセリエではベテランの働きが不可欠。
ピオリのヴィオラで学びました。
近年のミランは結局スソ頼みのイメージが強くて、決してスソが悪い選手だというわけではないのですが、やはりたった1人のWGに固執したサッカーをしているチームに結果はないんですよね。
チャルハノールは説得力に欠けるし、ピョンテクも今季は鳴かず飛ばず。
ユーヴェもインテルもナポリもローマもラツィオもアタランタも、1人に固執したサッカーなんてしてないですから。
これはヴィオラも同様で、キエーザ1人に頼っている状態で高いところまで上がろうったって無理なんですよ。
欧州出場権を得ようと思っても、現実問題選手層の差はかなりあります。
「コイツ欲しいな」って選手が何人いるんだと考えれば分かりやすいですね。
自分のチームの選手は色眼鏡で見てしまいがちですが。
昨季ピオリ政権で「コイツ欲しいな」と思ってもらえる選手なんてキエーザとヴェレトゥくらいでしょう。
今季に関しても、カストロヴィッリとリベリーくらいじゃないでしょうか。
ミランが足踏みしているのは、ヴィオラと同じく中途半端な選手層で、「ミラン」という言わばブランドを得てプロビンチャ以上の高給取りになってしまっているところに原因の一つがある気がします。
かつて栄華を極めたミランの選手陣の持っていた魂が失われて「俺はあのミランの選手だぞ」という変な驕りだけを大事に持っているような、そんな雰囲気があります。
と、ここまで書いてしまうと冬の乾燥した空気と相まってよく燃えそうですが、勘弁してください。
ヴィオラも今やネタクラブの道を真っしぐらなので。
そういう意味で、ACミランの価値と魂を正しく理解しているイブラヒモビッチの獲得は僕らが思う以上の意味があるんだろうなーと思います。
同じ理由で僕はルイ・コスタとバティストゥータにフロント入りして欲しいんです。
傍目から見て、最近ミランの魂を理解してるんだろうなと思った選手はボナベントゥーラくらいですかね。
アタランタから加入した時に流した嬉し涙はそれを象徴するのに十分なエピソードだと思いますよ。
ガットゥーゾはそういう魂をミランに与えたかったのだろうなと思います。
他クラブの話ばかりになりましたね。
年始から色々怒られそうです。
では、そろそろヴィオラに戻りましょうか。
メルカートではクトローネの加入の噂が出てますね。
ウルヴズは代役を確保出来ない場合、放出はしないとのことですが、さてどうなるか。
これによって憂き目にあいそうなのがペドロで、彼はもう完全にプラデとモンテッラの犠牲となってしまいましたね。
少ない時間ですが、プレーを見ている限りセリエで通用するだけの実力はあると思うので、非常に気の毒です。
とは言えポジション争いに勝てなかったのは彼自身に説得力がなかった訳ですから、彼に問題が全くなかったというわけではないと思います。
ポジション争いって、残酷ですがそういうものです。
まぁでも昨季ラフォンに勝てなかったドラゴフスキがエンポリで実績を残して今季ラフォンに打ち勝ったように、ペドロにもまだチャンスはあるはずです。
ここで終わってしまう選手じゃないですからね。
もしレンタルで放出することになれば、黙って応援するだけです。
あとホットなのはDFでしょうか。
マンチェスターUのロホやローマのファン・ジェズス、グレミオのカンネマン、トリノのボニファーツィあたりが噂に上がってます。
カンネマンのことは正直分かりませんが、ロホは危険なプレーが多く、ジェズスはハマると対人は強いけど致命的な凡ミスが多い印象。
加入時に悲観的な声の方が多かったスモーリングがローマで大当たりしているので、何がどうなるかは分かりませんけどね。
個人的には昨季主力としてSPALの残留に大きく貢献したボニファーツィがいいな。
一番問題なのは中盤です。
バデリにトリノ行きの噂が出ていますから。
僕はジュルコフスキに期待してるのですが、どうやら代役を確保することになりそう。
出ている噂の中では、サッスオーロのダンカンが良いな〜と思ってます。
トラオレの加入でどうやら定位置を確保出来てないようですし、にも関わらず5アシストの結果はちゃんと残してますし。
カストロヴィッリのようにドリブルで推進できるようなテクニカルなタイプではありませんが、しっかり走れてボールを狩りつつ前で仕事もできるマルチタスクな性能は魅力です。
それほどパフォーマンスにムラがある印象もないですし、プロビンチャの中では頭の良い優等生的なサッカーをしているサッスオーロというのも良いですね。
まぁまだ全部噂に過ぎませんから、放出も含めて色々見守っていくだけです。
ダボやクリストフォロ、エイセリック、テレオーなんかの戦力外組の放出も進めないといけませんしね。
あとはモンティエルの行方に注目しています。
ローンで放出になるか?という噂をちらっと目にしますが、とりあえずトップチームに同行するようなので、新監督の信頼を得て出場機会を得て欲しいなと思います。
最後に、ヴィオラもセリエも関係ないのですが、素晴らしい選手の輝かしいキャリア最後のタイトルをお祝いして記事を終えたいと思います。
僕はダビド・ビジャという選手の独特なリズムを持ったドリブルが好きでした。
彼のキャリア最後のシーズンのファーストゴールを生で観られたことは一生の自慢の一つです。
お疲れ様でした。
日本に来てくれてありがとう。
それでは皆様、2020年もどうぞよろしくお願いいたします。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。