現在、ヴィオラは勝ち点25の14位。モンテッラの頃から、落ちも上がりもしていません。
あのままモンテッラに任せていたらさらに順位を落としていたと思うので、現状を維持しているだけでも監督解任の意味はあったと思います。これでいいのかといえばいいわけはないのですが。
とりあえず勝ち点40あれば残留は出来ると思うので、そこまで安心できません。
あと15戦で5勝です。
さて、そんな残留争いにあってヴィオラ同様落とせぬ戦いをしているのがサンプドリア。
昨季は得点王クアリャレッラを筆頭に、王者相手でも引けを取らない戦いを見せていましたが、今季はジャンパオロを引き抜かれ、代わって就任したディ・フランチェスコと選手陣のプレースタイルが合わず、また、会長の身売り騒動(?)もあって混沌とした
シーズン前半となりました。
シーズン途中でラニエリが就任し、リネッティが出るようになってからはかなり改善したように思いますが、依然として順位は下位。
踏ん張りどころです。
今節の相手はそのサンプドリア。
日本人CBの吉田の加入がありましたね。
ドリアーノには賛否両論なようですが、プレミアで長年戦ってきたベテランがセリエ初挑戦でどこまで通用するのか見ものです。
足元の技術や読みを冨安と比較すると、スタイル的にセリエにフィットするかはやや不安。
しかし、ここイタリアでは、経験は何よりの武器です。
存分に活躍してもらいたい。
但し、ヴィオラ戦以外で。
直接的な残留争いのライバルとあって、この一戦は落とせません。
数年前は欧州大会出場権を争っていたことを考えれば泣けてきますが、昔を振り返っているような余裕は今のヴィオラにはない。
チームの変化としては、ダンカンがどうやらこの試合から合流しそうなこと。
おそらくコンダクターとして不十分な出来だったベナッシに代わることになると思います。
カストロヴィッリ、プルガル、ダンカンの中盤構成は悪くないんじゃないでしょうか。
これでロングボール一辺倒な偏差値30のサッカーも少しはマシになってくれることを期待したい。
前は変わらずクトローネとキエーザでしょうかね。
クトローネは・・・うーん、初戦こそ際立った動きを見せていましたが、ここ数試合はどう見てもヴラホビッチに軍配が上がります。
勿論相手が疲れてくる時間帯に出場しているというのもあると思いますが、一度スタートから見てみたいです。
ちなみにローマがジェコの後釜としてヴラホビッチをリストアップしているという話があるそうですが、実現はしないでしょうね。
ジェコのように収まる選手じゃないですし、ヴィオラも安売りはしないでしょう。
まだまだ未完成な若手には高すぎるくらいの額がつくと思いますし、ローマが青田買いに走るとも思えないので、まぁまず出ていきませんよ。
サンプドリアの布陣はフラットの4-4-2がメインみたいですね。
2列目の両脇には真ん中でもプレーできる選手を置くのが特徴で、これによって中央での可動域を広げ、攻守のサポートに入りやすくなっているように感じます。
最近は中盤制圧されっぱなしのヴィオラにとっては嫌な相手ですね。
得点数,失点数はヴィオラとサンプでさほど変わりません。
守備はとにかくペッセッラが軽率なプレーをしないこと。
攻撃ではダウベルトの雑なクロスやその場しのぎのロングボールを避けること。
コリーとトネッリはそれほど堅いわけではないと思うので、カストロヴィッリのアイデアとキエーザの撃ち込み,ヴラホビッチorクトローネのライン際の駆け引きに期待します。
予想スコアは0-2でヴィオラ。
勝ち点3をジェノヴァから持ち帰っていただきたい。
最後に余談を2つほど。
1つ目です。
今年もまたGWにセリエ会をやろうと思います。
場所は東京。
どうせ今度も何人かは朝まで三次会やってると思うので、いっそレンタルスペースを三次会会場として押さえてホテル予約不要にしてやろうと思います。
近々参加申し込み含めて発表しようと思いますので、ご予定をお願いいたします。
古参もニワカも敵も味方もはじめましても久しぶりもこの日は関係ナシです。
是非、一緒に語り合いましょう。
あべさんとDinoさんは僕に烏龍茶を奢る約束なので必ず参加してください。
それから2つ目です。
これは今までもそうだったことなのですが,最近妙に沢山ユーヴェの審判絡みの文言を目にするような気がするので書きます。
誰宛てとかでなく、僕個人の立場表明としてです。
僕はユヴェントスが嫌いですが、ユヴェントスは八百長も審判買収もしていません。
そこには誤審の疑いがあるだけです。
でもそんなものはどの試合にもあります。
インテル戦のおっぱいハンドも,ナポリ戦のメルテンスのスーパーダイブも,アタランタ戦のキエーザのダイブも,全部同じです。
ユーヴェが審判と懇意にしているとか、無意識的に優遇されているとか、そんなことまでは知りませんが、仮にそうだったとしても別にユヴェントスを責める理由にはなりません。
単純にそりゃ審判が悪い。
だからといって僕は審判を無能無能と何度も騒ぐこともしたくないので、気に入らないジャッジに対して気に入らないと言うだけです。
数ある誤審の一つですから。
というわけで、僕の立場としては、審判云々とかそんなんじゃなく、もっとシンプルにユヴェントスが嫌い。
以上です。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。