アルノ川の畔から

セリエA🇮🇹の古豪フィオレンティーナを応援するブログです。ヴィオラ中心に色々書きます。

堅守速攻パルマ戦

今夜はパルマ戦ですね。

前節ホームでサッスオーロにボコボコにされるという目も当てられない状態なので、もはやパルマに勝てる気はしません。

ヴィオラパルマの戦績は直近17試合で4勝4敗9引き分けと完全に互角。

もっと最近に絞れば、ヴィオラは去年も今年も勝ててないんですけどね。

 

ダヴェルサのパルマセリエAで最も分かりやすい堅守速攻型で、ジョルジーニョとクルゼフスキというスピードとテクニックを武器に仕掛けられるWGがキーマンのサッカーをしてます。

加えて今季はアタランタで伸び悩んでいたコルネリウスが覚醒の兆しを見せ始め、既にリーグ戦2桁得点を達成していますね。

足でも頭でも点を取れちゃうFWなので、サイドばかり気にしてたら容易にフィニッシュやられます。

とはいえ心配なのはダウベルトサイドのクルゼフスキですよね。

個人的にはイゴールを左側のCBに当てて欲しいのですが、これまでのイアキーニの采配を見ていると難しいかもしれません。

おそらくカセレスになるでしょう。

だったらチェッケリーニがいいよ......

 

FWはキエーザが出るとして、その相方にリベリーでなくクトローネになるというメディアの見方もあるようですね。

リベリーここまで毎試合出てるので、休ませる可能性はあるかもしれません。

ちなみに今回からクアメが召集されてます。

もし起用可能なら、後半の途中からでも見てみたい気持ちはありますね。

どうせヴラホビッチ君は出られないので。

 

あと気になるのはソッティルなのですが、彼をもっと使えないものでしょうか。

前線でも中盤でも、最後の数分しか出場機会がないのがよく分かりません。

 

中盤の構成もどうなるか見ものです。

ラツィオ戦で良さを見せたゲザルか、あるいはフィジカルでパルマの守備をこじ開けられるダンカンか。

これもまた難しい選択です。

カストロヴィッリが前節今季最低のパフォーマンスだったというのも気になります。

引きずらなければ良いのですが。

 

なんせヴィオラはリーグ再開後いまだ勝利なしで、休止前から数えると現在5戦未勝利状態ですからね。

勝ち方というか戦い方を忘れてます。

すっかり負け慣れてるというか。

やられても「あぁ、やっぱりか。」みたいになっちゃう。

ここまでそういう試合でフラストレーション爆発させてたのがヴラホビッチだと思うんですよね。

これじゃダメだと奮起する選手が居なさすぎる気がします。

それでいいのかよ。

 

そういえば監督にデ・ロッシが就くというニュースが流れてましたね。

焦りましたよ本当に。

そんなふざけた話があるかよと。

オーナーからフェイクニュースだという発表がありましたが、事実であったらフランキ宛に抗議の手紙出すところでした。

監督選びってここまでヴィオラが失敗してきた大きな要因であり、一番慎重にならなきゃいけないところですからね。

ユーヴェ、ラツィオインテルアタランタ、ローマ、ミランナポリらに勝てるチームを作れる監督が要ります。

 

ダヴェルサやユリッチは今それぞれパルマヴェローナでそういうチームを作ってますね。

コンセプトをチームに落とし込んで、それに合う最適な選手を起用してます。

ヴェローナのラゾヴィッチなんてまさにそうですよね。

ジェノアで特別良くも悪くもない平凡な選手だった彼が、今ヴェローナの左サイドで躍動してますよ。

それに比べてヴィオラは選手任せで戦術的なコンセプト無いですからね。

そりゃ誰起用していいかもわかんないよ。

 

ここまでポジティブな点をあげるとしたら、まず間違いなくイアキーニの継続はないということと、ヴィオラより下位のチームがしっかり勝ち点落としてくれてるところです。

もはや自力で残留とか背伸びしてらんないので、周りに頼って残してもらうしかありません。

上位陣には勝ってもらわないと。

 

とりあえず残留を確定させないことには、来季の監督も決まらないでしょう。

そこからメルカートの動きもあるでしょうし、残留争い真っ只中の現時点で、来季の噂は信憑性に欠けます。

レッチェの勝ち点が8試合を残して25なので、今節もしパルマに勝てれば降格権からの差を9に開くことができます。

なんとか勝ち点を持ち帰ってもらいたいものです。

もうリゴーレでもCKからのDFのヘディングでも何でもいいから1点取って勝ってくれ。

 

そういえばプリマの監督を今季で終了するビジカはどこかのトップチームを率いるようですね。

プリマ・コッパの優勝は本当に嬉しかったです。

是非いつかセリエAで指揮を取る姿が見たいです。

 

ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。  

拙い文章読んでくださってありがとうございました。