アルノ川の畔から

セリエA🇮🇹の古豪フィオレンティーナを応援するブログです。ヴィオラ中心に色々書きます。

セリエA所見

難敵SPAL

始まったばかりのセリエAで不気味なスタートダッシュを決めたクラブが3つあります。 1つは我らがフィオレンティーナ。 キエーヴォ相手の6得点は、過去数シーズン得点力不足が悩みのタネだったヴィオラの革命を予期させるに十分なものでした。 補強も珍しく他…

トリノvsローマ、ナポリvsミラン

アタランタがローマ相手に3-3で引き分けました。 どうやらアタランタはオリンピコに強いんだそうですが、それにしても凄い。 アタランタは中堅クラブから強豪クラブへの移行期にありますね。 もっと具体的に言うと、EL争いからCL争いへの移行期です。 今で言…

vsキエーヴォ 採点

サンプとの開幕戦が延期になって、実質これがヴィオラにとっての開幕戦。 サンプ戦に合わせてコンディションを整えていたであろうことから、キエーヴォ戦ではやる気が空回りしたり、逆に体が動かなかったりで塩試合になるのではと危惧していましたが、杞憂で…

ヴィオラの初戦

先日のジェノヴァの高架線崩落事故を受けてジェノヴァに拠点を置くサンプドリアとの開幕戦は延期となりました。 これにより、ヴィオラの18/19シーズン初戦の相手はキエーヴォになりました。 キエーヴォといえば昨季ゴッビ、ダイネッリ、ガンペリーニというヴ…

最後の1ピース

フィオレンティーナ はウェストハムからMFエジミウソン・フェルナンデスを獲得しました。 あと1枚欲しかった中盤の補強です。 これにより、今季のヴィオラの補強は満点になりました。 欲を言えばパスの出し手になれるパシャリッチは獲得しておきたかったとこ…

向日葵の季節に敵を知るということ

こんばんは。 ついに待望のWGがやってきましたね。 まずはエヴァートンからケヴィン・ミララスです。 エヴァートンはネイスミスやバリー、デウロフェウらがいた頃に少しだけ追っていたことがあって、ミララスはまさにその頃トフィーズの中で1番好きな選手で…

新シーズン展望とSerie Aのメルカート

新シーズンの日程が発表されましたね。フィオレンティーナは初戦アウェーでサンプドリアと対戦します。昨季は最後までEL争いを繰り広げた相手なだけに油断できません。昨季の試合結果を見てみましょう。 これは僕が職場で仕事をサボって作った表なので非常に…

エラス・ヴェローナ戦を観て(プレシーズン)

W杯が終わってサッカー観戦続きだった日々にも別れを告げ、早くシーズン始まらないかなぁと思い悩むのがサッカーファンの性。 メルカートなんてどうせ噂通り上手くいかないのが中小クラブの常。 この期間を心から楽しめない、そんな僕らの強い味方がプレシー…

フィオレンティーナのメルカート

昨季の有り得ないほどネガティブなメルカートのせいで「メルカート」という言葉に非常にセンシティブになっていることでお馴染みフィオレンティーナサポーターです。 今季も中堅クラブには拒めない額のオファーがクラブの宝に届きました。 報道によると、伊…

ボルハ・バレーロとラジャ・ナインゴラン

海外サッカーを少しかじった者であれば誰しも「バンディエラ」という言葉は目にしたことがあるでしょう。 チームを愛し、チームに長く在籍し、貢献してきた選手をそう呼びます。 イタリアではバンディエラの文化が自然と根付いていて、僕はそんな粋な選手た…

フィオレンティーナのメルカート

シーズンが終わるとメディアが騒がしくなります。 メルカートの主役はいつだってビッグクラブで、僕らのような中堅クラブには、ただ大好きな選手が引き抜かれていくだけの虚しい期間です。 大勢のサッカーファンが望むのは有望な選手のステップアップ。 つま…

ミラン・バデリという男

2014年にハンブルガーSVからやってきた彼のことを僕はよく知らなかった。 その時にやってきた選手はチェルシーからレンタルで獲得したドイツ人の期待の若手マルコ・マリンや、かつてマンチェスターCユースの最高傑作とまで言われたDFマイカ・リチャーズで、…

17-18シーズン総評

愛するカピターノを亡くし、悲しみに暮れる中で掴んだ6連勝。 しかし6戦目のローマという強敵相手の守り勝ちは思ったよりも精神面をすり減らされており、ここでヴィオラも限界を迎えてしまいました。 7戦目SPAL相手に勝ちきれず、10人vs10人となり荒れに荒れ…

vsカリアリ 採点

負けました。 ホームで完敗です。 情けないですし、惨めで遣る瀬無いですが、現実です。 受け止めます。 受け止めた上で振り返っていこうと思います。 全体として落ち着きがなく、集中して守ってくるカリアリ相手に完全にセカンドボールを奪われて、前線から…

vsジェノア 採点

なんとも情けない試合でしたが、結果勝利したのでもうここまできたら良しとしときます。 勿論TL上では「3得点を喜ぶより2失点を反省しろ」との声が多数あがってましたし、僕もこれに同意しますが。 前の記事でジェノアの得点力不足を指摘し、ラッキーな相手…

ナポリ戦簡易採点とジェノア戦に向けて

僕らを除けば誰も予想していなかったナポリ相手の快勝のおかげでEL圏争いはまだまだ続きます。 実はナポリ戦の採点記事は途中まで書いていたのですが、プライベートで問題が重なって途中で終わったままになってました。 「いつも楽しみにしてます」という有…

最終節に向けて

ユーヴェの1強でつまらないと言われたセリエAですが、先日のナポリの勝利によりまたスクデットの行方が分からなくなりました。 一方で他リーグはそれぞれバルセロナ、シティ、バイエルンの1強でどこもかしこもクソつまんねぇなと思いますね。 冗談はさておき…

vs SPAL 採点

完敗です。 スコアレスですが、負けに等しいかそれ以下でしょう。 前半は気持ちの入った攻撃で大いに可能性を感じさせてくれましたが、後半は酷いものでした。 スタメン勢はともかくとして途中交代で出てくる選手達に可能性を感じないのはかなり痛い。 これ…

vsローマ 採点

なんと形容していいのか分からない。 数シーズン前はナポリと共にセリエで最も美しいと呼ばれたヴィオラのサッカーの姿はどこにもなく、そこにあったのはただ勝つために泥臭く、不恰好に、そして懸命にボールに食らいつくチームの姿だった。 形になってきて…

vsウディネーゼ 採点

遅くなりました。 不幸な出来事によって延期となった試合です。 ウディネの地で僕らはキャプテンを失いましたが、選手たちは恐れや悲しみの中で勇敢に戦ってくれました。 見事な勝利です。 まずは採点から。 スポルティエッロ 7.0 素晴らしいセービング能力…

vsクロトーネ 採点

前半戦の借りを返しました。 最高でしたね。 バデリ、ベナッシ、テレオー、ビラーギが不在の中、ここまで戦力外とされてきた選手たちが躍動し、見事なゲームを披露してくれました。 さらに後半の20分程度ではありますが、久しぶりにロ・ファーゾも登場し、個…

vsトリノ 採点

辛勝といえど、よく勝ったと思います。 パフォーマンス的には引き分けが妥当だったでしょう。 内容に満足がいく試合ではありませんでしたが、それでも勝ちきったことを評価したいと思います。 前半からヴィオラがボールを支配し、攻め込んでいくシーンが多く…

vs ベネヴェント 採点

ウノゼロで勝利。 勝ったことに意味があります。 プレーを見れば気合が入ってることは明らかです。 故アストーリの背番号13にちなんで、前半13分には試合が一時中断され、1分間拍手が送られました。 感動的な場面だったと思います。 少し泣きました。 アスト…

vsキエーヴォ 採点

良い試合でしたねぇ。 風上でペースを握ることができた前半は重心を前においてポゼッションと積極的な攻撃でゲームを支配し、風下で相手が修正かけてきた後半はやや重心を下げて守備を念頭に置き、カウンターで狙いに行くという完璧な試合運びでした。 3バッ…

vsアタランタ 採点

拮抗した試合でした。 悪くはなかったですが、いくらかのシーンで決め切りたかったなぁという印象。 あと、チッチの青黒ユニを見るのは少し切ないですね。 ゲーム全体の組み立てとしては、縦パスと横パスのバランスやポジショニング、ロングパスとショートパ…

vsユヴェントス 採点

個人的に考えられ得る最悪の負け方でした。 0-2で失点相手はベルナルデスキとイグアイン。 ベルナルデスキはご存知の通りクラブにとって最悪の裏切り者であり、アンチユーヴェを掲げる我々サポーターにとっては最もやられたくない相手です。 また、イグアイ…

久々の選手採点〜ボローニャ戦〜

やっと、やっと、勝ち点3です。 正直内容はあまり褒められたものではありませんし、ナポリ戦やインテル戦と比較すればつまらない。 でも待ちわびた勝利です。 改善点ばかりではありましたが、ポジティブな点もありました。 採点後、振り返って見たいと思いま…

イタリア最弱のチーム

負けました。 あまりの失望に更新しないでおこうかと思いましたが、この遣る瀬無い気持ちを吐き出さずに保持し続けるのも癪なので。 前節、サンプドリアはヴェレトゥとアストーリが不在かつアウェーで敵は好調の中間古豪。 大敗してもまだ理解できる範囲でし…

2018年初戦は劇的ドロー

面白い試合でした。 インテリスタにとってはそうでないかもしれませんが。 良いスタートを切ったとまでは言えませんが、少なくとも半シーズンで到達したかったレベルまでは確実に手が届いていると言えると思います。 これは具体的に、途中出場選手の使い方や…

痛み分け

2018年最初の記事のタイトルにはあまり縁起の良くないものになってしまいました。 中位同士の負けられない戦い、ミラン戦はドローで終わりました。 個人的にはドンナルンマに負けた試合だと思ってます。 あとはまぁ、前半のロマニョーリは赤じゃねぇのかよっ…