ICC始まりましたね。
いよいよ補強がテルジッチとテラッチャーノのみのまま大会本番を迎えてしまいました。
キエーザがスタンド観戦な事にポジティブな理由は見出せませんが、そこはさておき、若手が良い動きを見せています。
僕は残念ながら初戦を見ることが出来なかったので、アーセナル戦からの観戦となりました。
どうやら初戦ではサポナーラが良いパス出していたそうですね。
アーセナル戦では出来としてはイマイチでしたが、要所要所で昨季なかったアイデアがある選手の存在を感じました。
さて、そんなアーセナル戦ですが、言うまでもなく格下のフィオレンティーナは衝撃の2軍体制。
1軍と呼べる選手はドラゴフスキとベナッシのみという布陣でした。
例えるならコパ・アメリカに臨む日本代表的な。
まぁ敵も似たようなものなので別に良いのですが、二軍同士の戦いでも3-0は辛いですね。
プレシーズンマッチの結果なんて台風予想よりアテになりませんが。
そんなゲームの中、目に留まった選手が3人いたので、他に書くこともないしちょっと書こうと思います。
まず1人目、ヴラホビッチです。
昨季プリマ組の中では最も出場機会を得た選手でしたが、ここまで成長したかという感じです。
ファーストタッチで反転し、一気に仕掛けに行く姿勢はムリエルによく似ています。
カリニッチからポストプレーを学べなかったババカルと比較して、これは期待できるのでは?と思いました。
ゴールがなかったことは残念ですが、その前のプレーに期待が持てるのは嬉しいです。
体の使い方も上手くなってましたね。
がっつりぶつけてフィジカル勝負でなく、必要な部分でのみ力に頼って、あとは流れ。
昨季見られなかった敵をいなすプレーが見られたような気がしました。
そして2人目、テルジッチ。
山本さんがTwitterでゴリ押ししてましたが、なんとなく分かります。
雰囲気が山本さんに似てます。
若干チンピラっぽい(褒めてます)。
さて、そんな事はさておき。
僕はテルジッチを2年後(ビラーギ売却でハンツコのバックアッパー)の戦力として考えていました。
しかし、間違いでした。
積極的な攻撃参加と鋭い弾道のクロスは間違いなく左サイドの脅威となっていました。
荒削りながらも献身的な守備はまだ一級品とは呼べませんが、僕は嫌いじゃないです。
ビラーギはパスクアルを彷彿とさせる選手かなと思いますが、テルジッチはどちらかといえばバルガスのイメージ。
ラニエリのLSBでのプレーを見た事がないので、これについては分かりませんが、ハンツコはその全てと異なっていて、守備をメインにしながら中盤と連携するタイプのように思えました。
いずれにせよ、ビラーギ、ハンツコ、ラニエリ、テルジッチとLSBはAでも起用できそうな戦力が揃ってきましたね。
フィオレンティーナのLSBはこうでなくっちゃ。
そして最後の1人がタイトルにもあるリカルド・ソッティルです。
昨季少しだけヴィオラでも出場機会がありました。
切れ味の鋭いカットインは刀剣の如く敵陣の守備を切り裂きます。
初戦ではさらにグラウンダーのファーへの見事なゴールを決めていましたね。
あの積極性を貫けば、僕らがマルコ・ピアツァに期待したものが実現するかもしれません。
個人でアーセナルに通用した選手はソッティルのみだったように思います。
憂いていたWGに少しだけ光が差しました。
勿論彼らが即Aでレギュラーを掴めるとは思っていません。
しかし、そうなり得る器であることは間違いないと思います。
相変わらずのシメオネに賭けるとフロントは馬鹿を言いますが、どう見たってヴラホビッチの方が良かったです。
そしてこの先、ソッティル・ヴラホビッチ・モンティエルというトリデンテの夢が出来ました。
キエーザは今季で移籍かもしれません。
ユーヴェ移籍の噂は止みません。
しかしまだ噂です。
今は新しい希望が生まれたことを素直に喜ぶことにします。
中盤は依然として酷いままですが、そこも何かしら補強してくれるでしょう。
ライプツィヒからデンメ獲得の噂が出てますね。
他リーグの中でもとりわけブンデスには疎いので、どんな選手かは知りませんが、Football Managerで獲得したらすぐゴール決めたので好きです。
あといい加減リローラ決めないと本当に来ないよフロントさん。
まだポールポジションにいて、リローラがヴィオラを望んでくれているのが不思議なくらいです。
他の選手に興味とかいう記事はヴィオラがサッスオーロに「安くしないとこっちに行くよ」という駆け引きか、ただの飛ばしかどっちかだと思います。
8月からとか言ってちゃダメ。
取り返しがつかなくなる前に、いい加減決めてもらいたいですね。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。