アルノ川の畔から

セリエA🇮🇹の古豪フィオレンティーナを応援するブログです。ヴィオラ中心に色々書きます。

vs Inter 採点

敵地でスコアレスドロー

今季のクオリティを考えれば、上出来です。

内容的には完全に負け試合でしたが、ツキと守護神は僕らの味方でした。

ホームゲームでも1-1のドロー。

インテルとの決着は来季に持ち越しです。

 

 

テラッチャーノ 8.0

異次元のセービングを連発した。何故11位のチームで2nd GKをやっているのか皆目見当もつかない。インテルのシュートが悪かったわけではない。ただ、テラッチャーノが凄すぎた。

 

ペッセッラ 6.5

攻め続けられる試合の中、集中を切らさずにボールを奪ったらカウンターへと一瞬で切り替えられるように気を張っていた。終盤の速攻を潰すボール奪取は見事だった。

 

ミレンコビッチ 6.5

今日も頼れる守備で敵の攻撃を許さなかった。最後まで粘り強い対人で、敵の左サイドに自由な時間を与えなかった。

 

カセレス 6.0

悪い時の軽率なミスは無く、終始クレバーに対応し続けた。攻撃のサポートに入ることで、速いプレッシャーを抜けるための逃げ場にもなっていた。暴言?で黄カードをもらったのは余計だった。

 

ダウベルト 5.5

攻守にサボらず走る姿勢は良い。ただ、やはり質が伴わない。最近のリローラと比較すると、ボールの放し方に差が見える。

 

ヴェヌーティ 6.0

攻撃は正直物足りないし、オフザボールの動きも良くない。ただ、この試合では過去の軽い守備ではなく、厳しくプレッシャーをかける印象の方が強かった。

 

バデリ 5.0

完全に試合から消えていた。軽く敵をかわして左右に揺さぶり、要所要所で縦へのボールを入れるあの頃の姿はもうない。

 

ダンカン 6.5

強いフィジカルで当たり負けず、確かな技術で数人からのプレッシャーを回避して前線にボールを供給した。さらに連携を高めれば、チームにとって非常に大きな戦力になる。

 

カストロヴィッリ 6.5

インテルの中盤と遜色ないレベルの技術であった。欲しいところに顔を出す気の利いたポジショニングがリベリーと相性抜群である。バデリの代わりにゲームメイクの役目を担った。

 

クトローネ 5.5

ひたすら殴られ続けるゲームにあって、ライン際の駆け引きはそれほど効果を示さなかった。動き自体は悪くないし、積極的に敵のDFにプレッシャーをかけにいく姿は好印象。ただ、クトローネがこの試合で出来たことはなかった。

 

リベリー 6.0

攻撃陣では唯一の脅威であった。他の試合ほどドリブルの成功率は高くなかったが、それでも相手にとって嫌な攻撃だったのは間違いない。

 

リローラ 6.0

攻撃に関してはダウベルトより一つ高い水準にある。スピードを活かしたスプリントがよく効いていた。

 

ゲザル 7.0

最近のゲザルはどこで出ても良い動きをする。シンプルなプレーを選択するようになったことで、周りとの連携が格段に良くなった。

 

クアメ 5.0

残念ながら期待外れ。カウンターでの決定機は、シュートすら撃てずに終わってしまった。前線でボールを収める場面もなく、良さは発揮できなかった。

 

キエーザ 6.0

途中出場してから、ヴィオラの攻撃速度が明らかに変わった。苦しい時間が続いても、ピオーリ政権時代の独りよがりなプレーはもうない。失いたくない戦力である。

 

プルガル 

出場時間が短すぎるため採点不可

 

 

インテル強いですね。

強いですが、ユーヴェで言うところのディバラがいませんね。

手詰まった状況を1人で打開してしまう選手のことです。

ルカクエリクセンも物凄く脅威なんですが、テラッチャーノからゴールを奪うには至りませんでした。

カンドレーヴァがネットを揺らした場面も明確なオフサイドです。

今日はヴィオラの守備陣の方が一枚上手でした。

 

ただ、攻撃はヴィオラも上手く崩しきれず。

前半はリベリーのみが脅威でした。

彼がバイタルエリアでボール持つと、ゴールの予感しかないですね。

ほとんどの選手がシュートを撃つタイミングからもうワンタッチ切り込んでワンテンポずらし、コースをあけてから撃つやつ、すごく好きです。

多分僕はスター選手よりも平凡だった選手がスター選手へと成長していく過程が好きなんですが、リベリーを観ているとなるほど憧れる気持ちも分かります。

 

後半はカウンターが主な攻撃手段になりました。

特にキエーザが出てきてからは何度か良い攻撃がありましたね。

左からリローラが追い越していく時に可能性を感じます。

クアメはちょっと残念でしたが、まぁそんな日もあるでしょう。

 

今日は何より我らがテラッチャーノの日でした。

もはや正GKと遜色ない2nd GKです。

今のGK陣は近年最高の層なのではないでしょうか。

どっちが出ても安心感しかないです。

その気になればラフォンも戻せますしね。

こんな頼もしいことはない。

 

来季の為にも少しでも順位を上げ、良いイメージでメルカートに向かいたいですし、やはり結果が出てくるとサポーター的にも楽しいです。

これで6試合負けなしとなりました。

次節はオリンピコでローマ戦です。

ヴェレトゥ泣かせてやりましょう。

 

ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。  

拙い文章読んでくださってありがとうございました。