アルノ川の畔から

セリエA🇮🇹の古豪フィオレンティーナを応援するブログです。ヴィオラ中心に色々書きます。

残留レースと戦力評価

残すところシーズンもあと6節。

どんどん降格が見えてきました。

なんとか堪えて、来季もAで戦いたいところ。

その為にとりわけ大事になってくるのが、第36節のカリアリとの直接対決です。

この試合まで勝ち点4差以上を保たないとマズい。

現在降格圏との勝ち点差は5。

現実的に考えて、降格の可能性が高いのは、ヴィオラ、スペツィア、トリノ、ベネヴェント、カリアリです。

パルマとクロトーネは厳しいでしょうから、上記の5チームから1つが落ちることになります。

 

この5チームの残りの対戦相手から残留難易度を考えてみます。

対戦相手が1〜7位までの場合勝ち点0、8〜13位までの場合勝ち点1、14〜20位までの場合勝ち点3として、残り試合で想定できる勝ち点を算出します。

当たり前ですが、この計算、例えばカリアリvsヴィオラの試合で、カリアリにもヴィオラにも勝ち点3入る計算なので、そもそも成り立っていません。

移動や起用できる選手、相性、ホームアウェイ、その他諸々試合を決定づける要因は沢山ありますし、想定外が起きるのがサッカーなので、まぁあくまで低レベルな予想の一つとして見てください。

 

ヴィオラ・・・・・想定最終ポイント 40

スペツィア・・・・想定最終ポイント 38

トリノ・・・・・・想定最終ポイント 41

ベネヴェント・・・想定最終ポイント 41

カリアリ・・・・・想定最終ポイント 35

 

ちなみに、現在13位のジェノアの最終想定ポイントが41、12位のウディネーゼが41、11位のボローニャは44となります。

 

これはあくまで勝ちたいところに上手いこと勝てて、勝ち点落としたくないところに上手いこと拾えた場合の計算です。

絶対にどこかうまくいかないチームが出てくるので、何度も言いますが、意味はありません。

という前置きのもと考えていくと、ヴィオラは残留レースでカリアリ、スペツィアの次に怖い位置にいることになります。

この先の下位決戦は熾烈です。

勝ち点落とした方が落ちる、という緊張感があります。

上位陣相手だろうが、少なくとも勝ち点1を拾える気概を見せてもらいたいものです。

 

また、そろそろ来季に向けて考えなくてはならないことも出てきます。

戦力の整理と監督やSDの人事です。

プラデとイアキーニは論外として、現状濃厚なのはガットゥーゾでしょうか。

ミランナポリと不調に喘ぐバラバラのチームをまとめてきた実績があるので、まずまず妥当な人選だろうとは思います。

ただ、めちゃくちゃハマってもEL争いには届かない気もします。

まずは降格争いから脱したいので贅沢は言えませんが、誰に決まっても浪漫あるフィオレンティーナにしてもらいたい。

 

続いて戦力に関して、現時点での僕の個人的な評価を簡単に書いていきます。

慰留が可能かどうかは無視します。

 

Sは絶対に残しておかなければならない選手

Aは来季も主力として残したい選手

Bは控えとして置いておきたい選手

Cは布陣次第で残しても良いと思える選手

Dは残すには物足りない選手

- は評価できない選手

Lは修行させてもいいが完全に手放すには惜しい選手

 

GK

ドラゴフスキ   A

テラッチャーノ  A

ロサーティ            -

ブランコリーニ  L

 

DF

ペッセーラ    D

ミレンコビッチ  A

イゴール     A

クアルタ     S

カセレス     D

オリベーラ    D

ヴェヌーティ   B

ビラーギ     B

バッレーカ    -

マルキュイ    -

 

MF

アムラバト    A

プルガル     B

カストロヴィッリ S

ボナヴェントゥーラ B

バレロ      D

エイセリック   B

モンティエル   L

 

FW

ヴラホビッチ   S

リベリー     D

カジェホン    C

クアメ      B

ココリン     D

 

絶対的に残したいのは、ヴラホビッチ、カストロヴィッリ、クアルタの3人。

彼らは次のチームの主役になれます。

カセレスバレロリベリーは年齢や年俸、稼働率も考慮してD。

ココリンとオリベーラはシンプルに戦力外です。

ペッセッラは控えなら良いのかもしれませんが、年俸や売却益を考えた時にここで手放すのが最も両者にとってメリットがありそうだという判断です。

 

ミレンコビッチをAにしたのは、ヴィオラでこれ以上評価を上げることは難しいだろうと判断した為です。

能力的には残したいけども、一番売り時であることも事実だという意味です。

代役となる右の実力派CBが確保できるなら移籍もやむなしでしょう。

 

唯一Cのカジェホンは、仮に次の監督がWGを置くシステムを使った場合、控えとしてカジェホン以上はいないと考えました。

プルガルとボナヴェントゥーラに関しては、それぞれ物足りなさはあるものの、アムラバトとカストロヴィッリが使えない時の代役として彼ら以上を揃えるのは中々難しいだろうという判断です。

 

一体SDが誰になるのかも分からない状態で戦力云々の話をしても無駄なのかもしれませんが、考えずにはいられません。

何せ今季に希望がほとんどないので。

唯一光が差しているFWヴラホビッチには契約延長拒否の噂。

何か一個ぐらい、僕らにポジティブな話をくれ。

 

ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。  

拙い文章読んでくださってありがとうございました。