お久しぶりの更新です。
前の記事を読むと、なんとガットゥーゾが就任したところで終わってましたね。
酷いサボり様です。
誰だよガットゥーゾって。
というわけで、色々あって新監督がイタリアーノに決まりました。
昨季率いたスペツィアでは、昇格組ながら堂々のパフォーマンスで残留へと導いています。
SNSでは練習風景が毎日アップされていますが、選手に混じって指導している様子には期待感しかありません。
4-3-3が基本の布陣になるでしょう。
現在のメンバーを見ると、クオリティはともかくとして、それなりに数は揃っています。
あとは余剰戦力を整理したうえで、心許ない箇所を補強して新シーズンを迎えることになりそうです。
フロントが現状戦力をどう見ているのかは分かりませんが、キャンプを観ている限りだと、攻撃陣の中央はヴラホビッチ、控えにココリン、クアメ、ムンテアヌですね。
WGはニコ・ゴンザレス、カジェホン、ソッティル、サポナーラ、(アゴスティネッリ)。
おそらくWGはもう一人獲得することになるでしょう。
噂に上がっているのは、リーベル・プレートのカラスカルやボローニャのオルソリーニ等。
つまりは即戦力級のある程度若い選手です。
心配なのはCFで、ココリンはプレシーズンマッチを観たところ、どう考えても力不足。
クアメは移籍の噂がありますね。
しかも、大黒柱のヴラホビッチには、ルカクやケインといった主砲を失いそうなインテルやスパーズのターゲットになっているようです。
玉突き移籍という最悪の事態も想定されますね。
後釜をそう簡単に用意できるとは思えませんし、不安でいっぱいです。
中盤はコパ・アメリカで活躍したプルガルはおそらく残留。
カストロヴィッリとボナヴェントゥーラも残るでしょう。
ダンカン、マレー、ベナッシは不透明です。
また、アムラバトにもトリノ移籍の噂が出ています。
アムラバトを出してしまったら本当におしまいだと思うので、これも勘弁して欲しいのですが...
中盤底にはプリマ上がりの期待の若手、ビアンコも残っているようです。
プレシーズンマッチでは堂々のプレーぶりで、格下相手といえどもしっかり捌けているのが好印象でした。
もしチャンスが与えられるのなら、是非頑張ってもらいたい。
DFはミレンコビッチの引き留めがいよいよ厳しくなってきたので、どうやらシャルケからナスタシッチがそのフォローに入りそうです。
ペッセッラについての具体的なオファーの話はまだ出てませんね。
イゴールやクアルタ、ラニエリは主力として残ってくれるのではないでしょうか。
LSBは全く噂を目にしません。
というわけで、今季もビラーギでしょう。
控えにはエンポリから舞い戻ったテルジッチ。
RSBはリローラ&ヴェヌーティでしょうが、リローラには相変わらずマルセイユから手招きが続いています。
ところで現地のマルセイユサポの面倒臭さは目に余りますね。
SNSでの公式アカウントへの嫌がらせが心底気持ち悪いです。
おかげで印象は最悪です。
買取オプション付きのレンタルで獲得しておいてオプション行使しなかったくせに、今更うじうじこっちに向けて文句言ってくるんじゃねえよという気持ちしかないですね。
権利持ってたんだからそれを利用すればいいじゃんという話ですよ。
こちらの姿勢は常に同じです。
防御ではありません。
むしろオープンです。
『欲しいならそのぶん金払え。』
さて、そんなリローラの代役候補の筆頭となっているのが、チェルシーのザッパコスタです。
いやいや本気かよという感じですが、本気なのでしょう。
左がビラーギで右がザッパコスタ...不安です。
リローラに残って欲しいというのが本音ですが、もし移籍するのならきちんとお金払ってくれるクラブに行ってもらいたいですね。
そして、間違ってもプラデは値引きしたり分割にしたりしないでもらいたい。
ここで強気に出ないでいつ強気の交渉するんだって話なので。
控えはフェッラリーニとヴェヌーティで十分でしょう。
ヴェヌーティは昨季もよくやってくれたと思っています。
あまり他サポには知られてないかもしれませんが、彼はトスカーナ生まれでフィオレンティーナプリマ出身の、生粋のヴィオラっ子です。
2014年からの4年間、レンタルで毎年別のクラブに修行に出ていましたが、昨季ようやくヴィオラのトップチームで戦力として活躍してくれるようになりました。
そんな彼は言います。
「フィレンツェを代表してこのシャツを着ることが何を意味するか、俺が皆に示すよ。」
僕はこういう、街とユニフォームに誇りをもった言葉がずっと聞きたかった。
ロレンツォ・ヴェヌーティはスタメン起用には力不足です。
まだそれほど目立った武器がない。
だから良くも悪くも上位クラブからの引き抜きのターゲットにはなりません。
もしこのまま彼がヴィオラで少しずつ成長し続けて、頼れるベテランになってくれるのならば、ドンナルンマやフロレンツィなど、イタリア国内で期待されながらも幻に消えたバンディエラという存在になってくれるかもしれません。
最後に新ユニフォームの発表があったので、これについても言及しておきます。
公式アカウントから発信された画像に起用された選手は6人。
ドラゴフスキ、テラッチャーノ、ヴラホビッチ、カストロヴィッリ、ボナヴェントゥーラ、そしてヴェヌーティ。
ここに起用されてる以上はヴラホビッチの残留は決まっていると思いたいところですが...
ユニフォームのデザインについてはどうでしょう。
復刻デザインなので、現代的な格好良さにはどうしても欠けるところがあるぶん、評価は賛否分かれるかもなと思っていたのですが、僕はわりと好きですね。
昨季や一昨季より好きです。
皆さんどう思われます?
ここには物好きな他サポの方もたまに訪ねてきてくれるようなので、是非ご意見お聞かせ願いたいですね。
ちなみに先日のモエナキャンプでは、カピターノのペッセッラがコパ・アメリカによって合流出来なかったため、ヴェヌーティが代役を務めました。
カピターノはペッセッラだとしながらも、ヴィオラのカピターノになることは夢の実現だと語ったことがなんだか嬉しかったですね。
さて、それではここらで筆を止めて、メルカートの喧騒に戻るとしましょう。
動きが具体的になってきたらまた更新します。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。