アルノ川の畔から

セリエA🇮🇹の古豪フィオレンティーナを応援するブログです。ヴィオラ中心に色々書きます。

どうなるメルカート

トレイラ、オドリオソラ、ピョンテクがレンタル元クラブへと帰っていきました。

短い期間ではありましたが、ヴィオラの7位フィニッシュに多かれ少なかれ貢献してくれた選手たちだと思います。

とりわけ、トレイラはシーズンMVP級の活躍を見せ、フィレンツェ残留を強く希望してくれていながらも買取は実現せず。

フィオレンティーナのサポーターであれば、誰しもが首を傾げる判断であると思います。

本当に名残惜しいです。

彼らの愛情と貢献に感謝します。

 

トレイラの買取についてもう少し書きます。

1500万ユーロと言われた買取金額のおよそ半額でヴィオラアーセナルに完全移籍のオファーを出しました。

どう考えても印象悪いに決まってます。

これについてTwitterではアーセナルのサポーターからヴィオラの財布について色々言われてますが、どうやら今回の買取回避はお金の問題がメインではないかもしれません。

戦術的な理由なのか、監督との確執なのか、理由は定かではありませんが、「高すぎて買えない」という財政的な話だけで説明出来ることではないようです。

 

というわけで、来季の中盤底はとりあえずアムラバトでいくことになります。

現在ホットな名前は昨季トリノで活躍していたMFマンドラーゴラですね。

これについては多くのメディアから報道が出ているので、実現の可能性は低くないと思います。

というか、もうフィレンツェに来てる?

900万ユーロくらいで決まったという報道も出てますね。

獲得出来たなら即戦力でしょう。

 

続いてピョンテク去し後釜に名前があがっているのが、マドリーで出番のないヨヴィッチですね。

クラブや選手の意思は双方合意済みという感じですが、なんせ年俸が高いので、その負担割合で交渉が続いているようです。

ちなみに現在ヨヴィッチがマドリーでもらっている額が790万ユーロだそう。

昨季のヴィオラの選手の年俸最高額はミレンコビッチの250万ユーロ。

バイエルンからリベリーが来た時で年俸は400万ユーロですから、そりゃ790万ユーロなんて額をヴィオラが払えるわけありません。

 

一部では買取オプションか義務が付くかどうかで揉めているなんて話もありますか、ドケチなフロントのことなので、めちゃくちゃ活躍して本人が残留希望してもオプションなら買取は実現しなさそうです。

一方2000万ユーロ以上の買取義務がついた取引なんて大胆すぎてヴィオラらしくないです。

正直リスクにリターンが見合ってないように感じます。

それならまだ若いカブラルに出場機会を与えてやりたいと思ってしまいます。

 

もう1人名前があがってたのはサレルニターナのジュリッチですかね。

もしどちらも実現したら、カブラル、ジュリッチ、ヨヴィッチの3人で真ん中を争うことになるでしょうか。

年齢は少々気になりますが、コスト的にも、(空中戦に強い)プレースタイル的にも、控えに置くには良いのではと思います。

しかし、ここ数日は全く噂も聞かなくなってしまったので、破断になったかそもそも飛ばしだったのか。

 

また、こちらも最近はもう聞かなくなりつつありますが、僕個人的にはピナモンティが良いですね。

ミレンコビッチの去就が不透明で、インテルやユーヴェ行きが噂されているので、だったらインテルとトレードにしてしまえばwin-winなのでは?と思うからです。

 

それからオドリオソラの後釜にはシャフタールのドドーが噂されています。

バルセロナからも関心の報道が出てますが、今のところヴィオラ有利な様子。

とか言いつつ既にグリリッチュを逃してますし、フィレンツェまでやって来ても契約直前でサインするの泣いて断る奴もいるので、全然楽観視はしてません。

 

ちなみにその泣いて断った奴の兄弟がヴィオラ行きの噂アリです。

トリノのGKヴァンヤ・ミリンコビッチ=サビッチですね。

これだけは実現しないで欲しい。

 

GKでいえば、狙っていたヴィカーリオのラツィオ行きが決まったっぽいですね。

ここにきて、再度ゴッリーニの話も出てきました。

ゴッリーニは過去に期待の若手としてヴィオラのプリマにいたのですが、ユナイテッドから声がかかった途端にスルッと出ていってしまい、当時SDをつとめていたコルヴィーノがキレてましたよね。

「プレミア行って活躍した若手がいるかよ」的なこと言ってたと思います。

案の定ユナイテッドでもダメ、アタランタで名を上げてからスパーズ行ってもダメと。

この流れでヴィオラに帰ってきて歓迎されるのでしょうか......

 

あとは怪我で長期離脱が分かっているカストロヴィッリの代役ですね。

ボナヴェントゥーラとの契約を延長するのか分かりませんが、それの実現の可否に関わらず、もう1人メッザーラが必要です。

エンポリで活躍しながら買い取られなかったジュルコフスキがヴィオラに復帰してますが、イタリアーノは彼をあまり評価してないようです。

そのため、同じくエンポリからバイラミを狙っていると報道されています。

ただし具体的な話は出てませんので、まだ実現するかというような段階ではないかと思います。

 

もう一人、昨季はレスターからトリノに貸し出されていたプラートにも目をむけているそうです。

800〜900万ユーロのオファーも出したという報道もありますが、レスターの要求とはまだかなり差があるようで、実現するかどうかは微妙。

攻守に長けた万能型なので、オファーした額で獲得出来れば戦力だとは思いますが、年齢的に売却時の移籍金が望めないことを考えれば、バイラミの方が良いのではと思います。

というか、これが実現したらトリノに物凄く嫌われそうですね。

買取オプション行使しなかった方が悪いと言えばまぁそうなんですけども。

 

ミレンコビッチの去就が不透明なので、CBも考えないといけません。

元々ミレンコビッチはクラブに移籍金を残すために昨季契約延長してますから、もう今季でお別れになっても文句は言えないでしょう。

むしろお金残してくれて感謝です。

移籍先の候補はユーヴェ、インテルナポリミラン

ユーヴェ以外ならどこでも良いですね。

ボトマンと交渉が決裂したミランがもっと欲しがってくると思っていたのですが、あまりそんな報道は見ないので意外でした。

契約残り1年でお金かからないし、セリエで実績あるし、しかもピオーリの愛弟子とあれば、狙わない理由もない気がするんですが...

 

というわけで、ミレンコビッチの代役も考えないといけません。

サッスオーロで現シャフタールのマルロンや、毎年名前だけ出てくるチスターナ、バルセロナで戦力外になってるユムティティなどがあがってます。

ユムティティはないでしょう。

給料払えないし。

まだオファー出したという報道は出てないので、ミレンコビッチの去就も含めて様子見ですね。

 

来季は欧州大会もあります。

なんとかカンピオナートと両立し、戦えるチームにしてもらいたい。

ヴィオラメルカートには期待するだけ損だと毎年思い知らされてるので、今季はニコちゃんとイゴールさえ残ればそれで良しとします。

早く試合が観たーい。

 

 

ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。  

拙い文章読んでくださってありがとうございました。