公式戦5連勝!!!!!!
パッラディーノの本領がいよいよ発揮されてきました。
シーズン開始から公式戦勝ちなしが6試合続き、また暗黒の時代に逆戻りかと心配しましたが、杞憂でしたね。
むしろ、あの頃の試行錯誤期間に1敗しかせず、ギリギリのドローで勝ち点1を積んでいたことが今の順位に繋がっています。
ろくにチャンスも作れなかったけどビラーギのFK弾で引き分けたパルマ戦。
0-2から逆転したものの89分に同点弾を決められて勝ちきれなかったECLプシュカシュ戦。
やっと少しペースを握れるようになったかと思ったら決定機を作るまでには至らず、結局スコアレスドローに終わったヴェネツィア戦。
このあたりで帽子🧢が脳裏にちらつき始めます。
そして試合終了間際に同点PKを決められ、退場者を2名出して9vs11でなんとかPK戦にもつれ込み掴んだ辛勝ECLプシュカシュ戦。
セリエファンの誰も気にしてなかったこのECLのプレーオフが今季にめちゃくちゃデカい影響を与えてます。
まず、アウェーゴール制度が生きてたら、ヴィオラは負けてました。
ホーム3-3, アウェーで1-1なので。
この時点でラッキーです。
さらに、このプレーオフを勝ったことで、ECL本戦に出られるようになりました。
つまりシンプルに試合数と収入が増えます。
これで人員を増やすことができます。
そこで、どう考えてもタレント不足だったCMFとパリージにあまり納得してなかったLSBに駆け込みで即戦力を補強します。
それが、ゴセンス、ボーヴェ、アドリ、カタルディです。
マジでこの補強なかったら今季は終わってた。
つまり、あのECLプレーオフ勝ってなかったら、多分今頃降格圏だった。
さて、新メンバー加入後、約3日後に即スタメン入りというスピード感で迎えたモンツァ戦。
さすが実力者を揃えただけあって、とりわけベテランのゴセンスとカタルディは早速存在感を発揮します。
後半アディショナルタイムに新加入アドリのCKからゴセンスのヘディングで同点弾を決め、またもギリギリの同点。
そして強敵アタランタ戦です。
敵地で先制し、追いつかれるも突き放し、という展開でしたが、理不尽ルックマンにやられて3-2で敗戦。
結果として、これが今季ここまでで唯一の敗戦になります。
第5節ラツィオ戦では、遂に新エース、グドムンドソンが登場です。
負傷で出遅れていたものの、デビュー戦でPK2本を決めて2-1の今季初勝利を演出します。
トスカーナダービーとなる好調エンポリ戦では互いの守備が相手の攻撃を封じあって、結局スコアレスドローで終了。
上手く流れに乗り切れないまま迎えたECL本戦で、今度はアドリに初ゴールが生まれ、ケンのダメ押しで2-0の完勝。
前節でコムッツォとラニエリが退場していたため、CBがモレノとビラーギという超不安コンビでしたが、無失点で試合を終えました。
アピールに成功したアドリは次のミラン戦でも魅せます。
ドリブルでエリア内に侵入し、グラウンダーの鋭いシュートでファーサイドのネットを揺らして先制点を決めます。
さらにピンチを救うデ・ヘアのPK2本ストップに、GKから超速攻グド様の一閃で勝ち越して強敵ミランからも勝ち点3をゲット。
この試合で試した4-2-3-1が好感触だったため、やりたがっていた3バックを捨てて、ここからこれが基本の布陣となります。
第8節レッチェ戦では、ここまで燻っていたコルパーニが大爆発。
グド様を負傷で失うというアクシデントがあったものの、トップ下で本来の輝きを取り戻したベルトランが獅子奮迅の活躍で6-0の大勝。
そして今節、アルテミオ・フランキでのローマ戦。
グドムンドソン抜きでは厳しいかと思ってましたが、超新星コムッツォがローマの攻撃をことごとく読み切ってシャットアウトし、ボーヴェ&ケン&ベルトランが何年もヴィオラで見ていなかった連携攻撃を繰り出しまくって、終わってみれば5-1の大勝利。
こんなことあるのかよ。
去年までレギュラーだったクアルタやビラーギを守備の脆さから使わず、逆に安定したパフォーマンスと落ち着きを披露しているコムッツォは若手だろうがきちんと使う。
自身のサッカーをよく分かっていて、前所属クラブから唯一呼び寄せたコルパーニはダメでも我慢して良くなるまで使い続ける。
カップ戦ではきちんとターンオーバーして、結果も出す。
欲しいタイミングで交代のカードを切る。
選手の持ち味を活かしつつ、個人技だけでなく連携で崩す。
パッラディーノは僕が思っていたよりもはるかに柔軟で良い監督かもしれません。
いや、冷静にそんなこと言ってる場合じゃなくて、公式戦5連勝はどう考えても嬉しいし、喫緊2試合で11ゴールはケチャドバすぎてケチャップ足りなくなる。
とりあえずドドーのユニフォームを買いました。
今季世界ナンバーワン右サイドバックです彼が。
ここからシーズンがどう転ぶかは終わってみないと分かりませんが、レンタル組の買取はほぼ確実でしょう。
今後の懸念点があるとすれば、やはりスタメン組と控え組の力にどうしても差があることですかね。
ベルトランやマンドラーゴラがやれそうなことは分かったので、リチャードソンやモレノが成長し、ソッティル、イコネが本来の輝きを取り戻してほしいところです。
また、控えの中でも今後のために重要なのはクアメ、カヨデ、パリージの3人だと思ってます。
クアメ&カヨデは現状替えの利かないケン&ドドーの控えですし、パリージはベテランのゴセンスからレギュラー奪うくらいでないと、そろそろ出ていっちゃいそうです。
現在、1試合未消化のミランを考慮に入れなければヴィオラは4位につけています。
昨季も年末までは4位だったんですよね。
アホのプラデが冬のメルカートで大ポカやらかさなければもう少しマシな後半戦を過ごせていたかもしれませんが、夏のメルカートはかなり頑張ったと思うので許します。
でも、今季も同じことしないでくれよ。
どこまで上がっていけるかは分かりませんが、今季のメンバーは闘える選手が揃ってると思うので、カップ戦でもその強みを出せるのではと思ってます。
ECLは三度目の正直といきたいですね。
決勝まで行けるなら、絶対相手はチェルシーがいいな。
気が早いか。
まぁいいでしょう。
今が一番浮かれられる時ですから。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。