冬
気がついたら随分冷え込んできて、朝晩はコートが欲しくなるくらいになりました。
久しぶりの更新です。
色々と現実パートの時間が忙しく、ブログまで手が回らずにいましたが、試合の方はそれなりに観ています。
「それなりに」というのは、「DAZNの配信があれば」と同義です。
全試合放送してくれんかな。
最近のイタリアーノには珍しい大幅ターンオーバーで、控え組メインの先発になりました。
が、これがまぁ酷い。
アルトゥールいないとビルドアップが出来ず、ミレンコビッチとミナが怠惰なパス交換をした後、サイドから無理矢理縦に蹴り出してセカンドボールを拾われる。
当然攻撃は成り立たず、カウンター浴び放題で前半のうちに2失点です。
後半、アルトゥールが入ってからはかなりボールの流れが綺麗になりましたが、ボナヴェントゥーラとニコを欠いた状態だと、決めどころがなく、期待値の薄いクロスかエリア内のごちゃごちゃしたところに無理矢理突っ込んでロストがほとんどです。
この試合の前線の面白く無さは数シーズン前の地獄の低迷期レベルですね。
なんとか延長の末のPK戦で勝利をものにしましたが、これでええんかとしか言えません。
カンピオナートでは現在6位。
そこそこの好順位につけています。
好調のボローニャや強豪アタランタ、ラツィオより上にいるのは良いですね。
当然いつも狙うはスクデットですからこれじゃ物足りないんですけども、では果たして6位は今のヴィオラに見合ったものではないのかというと微妙です。
個人的には、むしろ期待値以上の結果が出てると思います。
今季ヴィオラが負けた相手は、インテル、エンポリ、ラツィオ、ユーヴェ、ミラン。
取れる試合もありましたが、まぁそれなりに妥当かなと思います。
逆に倒したのは、ジェノア、アタランタ、ウディネ、カリアリ、ナポリ、ボローニャ、サレルニターナ。
欧州カップ戦出場権争いの直接的なライバルになるアタランタ、ナポリ、ボローニャに勝てたのは大きいですね。
こう見ると、案外取りこぼしは少ないです。
それが順位的に好調な要因でしょう。
しかし内容に目を向けると、どうにも良いようには感じられません。
カブラウ&ヨヴィッチから一転、エンゾラ&ベルトランというCFはどちらもリーグ僅か1得点。
どちらもここまで期待に応えるパフォーマンスとは到底言えませんね。
ニコとボナヴェントゥーラがそれぞれ6得点している以外は安定して点が取れている選手がいません。
夏に加入した選手を4段階評価するならば、
A(大当たり)
アルトゥール
パリージ
B(及第点)
なし
C(物足りない)
ベルトラン
エンゾラ
ロペス
クリステンセン
D(戦力外)
ミナ
インファンティーノ
となります。
CBの4番手で移籍金もかけずに獲得したミナは、ある意味最も失敗が痛くない選手なので、この稼働率でもまぁ諦めもつきます。
インファンティーノは即戦力というより寧ろ先への投資なので、これも今は良し。
となると、今一つ物足りない選手が多いということになりますね。
ちなみに既戦力もパフォーマンス別にこれに加えると、
A
ニコ
ボナヴェントゥーラ
アルトゥール
クアルタ
カヨデ
B
テラッチャーノ
ダンカン
ミレンコビッチ
クアメ
ビラーギ
C
ソッティル
ベルトラン
エンゾラ
ブレカロ
ロペス
マンドラーゴラ
イコネ
バラク
D
ミナ
インファンティーノ
となるでしょうか。
これをポジション別に見たとき、LWGの満足度が極端に低いんですよね。
ソッティル、ブレカロ、クアメ。
3人もいるんですが、3人とも決め手に欠けると。
サポナーラが恋しい......
右は絶好調のニコで問題なし。
控えのイコネが調子戻してこないと今のままではほぼ戦力外ですが。
あとはDMFですかね。
アルトゥールは飛び抜けて良いです。
その相方が問題で、今はダンカンがかなり頑張ってますが、ダンカンでええんかいと。
2シーズン目になるマンドラーゴラはいまだにストロングポイントが見えず、ロペスは使われない。
うーん、アルトゥール級と言わんまでも、守備に貢献できて、ある程度繋げて、あわよくば得点にも絡めるルーカス・トレイラはどこかにいないものか...
というかカストロヴィッリをチームに戻せたら一番コスパ良いんですよね。
カストロヴィッリが完全に移籍するまで、僕はカストロヴィッリを諦めません。
点取れないCFはまだ様子見で良いと思ってます。
ベルトランはセリエ初挑戦だし。
エンゾラはもうちょい走らんかいと思いますが、どちらも使えるようになったらタイプ違って面白いと思うんだよなぁ。
あと層が薄いのはドドー負傷中のRSBですね。
カヨデめちゃくちゃ頑張ってますが、1人は流石にキツすぎる。
パリージの右起用もされてますが、やはり本職でないとパフォーマンスはかなり落ちます。
ミレンコビッチの右起用とかあっても良いのにな。
というわけで、個人的な冬の獲得希望は
1. LWG
2. DMF
3. RSB
ですかね。
カストロヴィッリが復帰なら2は不要。
ドドーの復帰時期も早まるなら3も不要かもしれません。
LWGがマシになれば全然変わると思うんだよ。
というわけで、カンピオナートは年内あと4戦。
最難関は次節アウェーのローマ戦ですね。
攻撃の核であるニコが筋肉に問題との事ですが、本当なら余裕で致命傷ですね。
クアメは膝が心配で、パルマ戦の時点でイコネが発熱。
ソッティル、カヨデはコッパ含む2試合ほぼフル出場で疲労が溜まってる。
絶望的すぎるだろ。
勝てば順位上で逆転出来るので、なんとかここを勝って年内全勝で新年を迎えたいものです。
待ってろオリンピコ。
なんか色々うまいこといけ。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。