ヴェローナ戦の敗北により、カンピオナートにはほとんど期待を持てなくなりました。
コッパ・イタリアも準決勝で敗退した今、残す希望はECLのみとなります。
クラブ・ブルージュとのホームでの1st Legは3-2で辛勝。
運命の2nd Legでは、1-1のドローで決勝に駒を進めます。
決勝の相手はオリンピアコスとアストン・ヴィラの勝者ですが、アストン・ヴィラが1st Legでまさかの2-4で敗北。
順当にいけばオリンピアコスと戦うことになりそうです。
ヴィオラ的には、ここまで恵まれたトーナメントはないでしょう。
ここを逃せば、次タイトルを争えるのはいつになることか分かりません。
なんとか優勝して、EL行きの切符を掴んでもらいたい。
残り数節となった今季ですが、来季に向けた問題が監督人事です。
上位クラブでいえば、インテル、アタランタ、ローマはおそらく現任監督が続投。
ラツィオは不透明ですね。
最もホットな名前は今季ボローニャを大躍進させたチアゴ・モッタ。
どうやらミランとユーヴェが取り合っている様子です。
それからモンツァを中位に留めているパッラディーノにも引き抜きの声が絶えません。
また、ナポリはコンテやピオーリに狙いを定めているそうな。
果たしてイタリアーノはどこへ行ってしまうのか。
そして、ヴィオラを任せるのは誰になるのか。
フィオレンティーナの新監督候補としてよく名前があがるのは5名で、前述のパッラディーノ、度々名前があがるトリノのユリッチ、元ラツィオ指揮官のサッリ、今季ジェノアを余裕の残留に導いているジラルディーノ、元ヴィオラプリマ監督のアクィラーニ。
どうやらヴィオラサポから人気があるのは、選手時代にヴィオラと関わりの深いジラルディーノとアクィラーニですかね。
個人的に、セリエAのクラブを率いた経験のないアクィラーニはまだ怖いです。
欧州大会も戦うのであれば、スケジュール的にも厳しいですし、余計に気になります。
理想はジラルディーノですが、ジェノアは手放したくないでしょう。
うーむ......
ラツィオが監督変わるのなら、トゥドールでも良いんだけどなぁ......
また、監督のみならず、ヴィオラは無能も無能なフロント陣をなんとかせねばなりません。
とにかくプラデには一刻も早くクラブを去っていただきたい。
年内4位で折り返したものの、冬のメルカートで0点以下の動きを繰り出し、現在中位に沈むフィオレンティーナ。
今のヴィオラの選手陣は名前だけ見れば悪くないものの、絶望的に噛み合わせが悪く、全員が実力の50%で戦っているような状況です。
以下、僕の個人的な選手評価です。
【来季も絶対に残すべき】
カヨデ、ラニエリ、コムッツォ
【来季も残すべき】
ニコ、ドドー、パリージ、ボナヴェントゥーラ、テラッチャーノ、ベルトラン
【残してもいい】
クアルタ、ミレンコビッチ、クアメ、ダンカン、ロペス、ファラオーニ、イコネ、ベロッティ、ビラーギ
【お別れした方がいい】
アルトゥール、バラク、マンドラーゴラ、エンゾラ、ソッティル、クリステンセン、インファンティーノ
さて、まず登録枠の関係でも、実力でも、将来性でも、ラニエリ、カヨデ、コムッツォの3人は絶対に他所へはやれないでしょう。
ドドーやニコらは残すべきですが、新監督のスタイルに合わなかったり、とんでもないオファーがあったりするのならば、考えなければなりません。
残してもいい枠の選手たちは、控えとしてなら及第点または今後化ける可能性があると判断した選手です。
ビラーギは迷いましたが、パリージの控えとして置くなら他のポジションに選手を獲得するための節約として残してもいいかなと。
お別れ推奨組は、戦力外という意味でも、合わないという意味でも、給料が高すぎるという意味でもあります。
アルトゥールなんかは実力十分ですが、給料が高すぎます。
新加入のエンゾラ、クリステンセンは残念ながら戦力外。
インファンティーノも正直可能性を感じません。
マンドラーゴラ、バラクは合わない。
ソッティルは怪我があまりにも多すぎます。
覚醒か?と思ったら怪我を毎シーズンやってて、戻ってくる頃にはダメダメの酷い状態なので、さすがにもう戦力カウントはキツい。
監督が誰になるのか、また欧州大会出場権を獲得できるのかで、獲得すべき選手は違ってくるはずです。
まずは次の指揮官を早めに決めてもらいたい。
だからといって、いつぞやの乞食みたいな指揮官と代理人は困りますけどね。
重要戦力を残し、有望な選手を獲得するためにも、まずは昨季逃したタイトルにもう一度手を伸ばすところからです。
僕はイタリアーノさんとタイトル取りたいよ。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。