アルノ川の畔から

セリエA🇮🇹の古豪フィオレンティーナを応援するブログです。ヴィオラ中心に色々書きます。

砂漠が美しいのは

来季の監督がガットゥーゾに決まりました。

これまでの彼の功績を考えても、今のヴィオラに必要な人選だと思います。

根性無しの負け癖ついたフィオレンティーナを叩き直していただきたい。

 

さて、この夏のメルカートでは監督人事が目まぐるしく動いてますね。

首位インテルまでもが監督交代。

6/10現在、

インテル・・・・・・シーモ・インザーギ

ミラン・・・・・・・ピオリ(続投)

アタランタ・・・・・ガスペリーニ(続投)

ユーヴェ・・・・・・アッレグリ

ナポリ・・・・・・・スパレッティ

ラツィオ・・・・・・サッリ

ローマ・・・・・・・モウリーニョ

サッスオーロ・・・・ディオニージ

サンプドリア・・・・未定

ヴェローナ・・・・・ディ・フランチェスコ

ジェノア・・・・・・バッラルディーニ(続投)

ボローニャ・・・・・ミハイロビッチ(続投)

ヴィオラ・・・・・・ガットゥーゾ

ウディネーゼ・・・・ゴッティ(続投)

スペツィア・・・・・イタリアーノ(続投)

カリアリ・・・・・・センプリチ(続投)

トリノ・・・・・・・ユリッチ

エンポリ・・・・・・未定

サレルニターナ・・・カストーリ(続投)

ヴェネツィア・・・・ザネッティ(続投)

 

となっているようです。

もし間違いがあれば教えてください。

 

トップハーフは80%が監督交代。

さらに新監督の顔ぶれも非常に面白いです。

注目はなんといってもローマのモウリーニョ

どんなチームに仕上げてくるのか楽しみです。

 

我々フィオレンティーナもそこに食らい付いていかねばなりません。

そのためにも、まずは戦力基盤を整えるところからです。

 

現在ヴィオラ関連の噂でホットなのは、ポルトの中盤、オリヴェイラ

昨季プリメイラ・リーガで32試合に出場し、13ゴール5アシストの結果は立派です。

ただ、年俸が高額(約300万ユーロ)で、移籍金も約2000万ユーロ程度になる予想ですから、来年 30歳になる選手にそこまでお金をかけてしまうと、手放すときに収入にならず、しかも年俸が高くて 買い手もつかないということにならないだろうかと心配ではあります。

まぁそこまで先のことを心配するほど今のヴィオラに余裕はないのですが...


また、ガットゥーゾは4-3-3か4-2-3-1を使うという話なので、WGが必要です。

レンタルバックされたソッティルで一枚、おそらく残留するであろうカジェホンで一枚とすると、控えも 考えればあと2,3人は欲しいところ。

ここはお金かけないといけないところだと思うので、さすがにいい名前出てますね。

 

オリヴェイラと同じポルトから、稀代のドリブラーであるヘスス・コロナ、セリエのチームなら誰もが欲し がるボローニャの雄オルソリーニ、WGとして必要な能力はほぼ全て兼ね備えるバレンシアの切り 込み隊長ゴンサロ・ゲデス。

個人的にはオルソリーニかゲデスがいいのですが、ゲデスはまず無理でしょう。

移籍金はともかく、年俸がかなり高額(約550万ユーロ)で手が出ません。

オリヴェイラと同じメンデスの顧客だからという理由で噂になっているだけかもしれませんね。

まぁでも名前があがっているようなところで決まれば、いい戦力にはなってくれると思います。

 


また、レンタルバックといえば、まさかまさかでリローラが帰ってきました。

これはもう何よりの朗報です。

モチベーションがあるのかどうかはわかりませんが、新監督のもと、紫のユニフォームでまた右サイ ドを駆け上がっていただきたい。

もしこのまま残留してくれるのであれば、来季のユニフォームは決まりです。


最も心配なのはDFですね。

ナポリを退団してフリーになるマクシモビッチは、サッリを就けたラツィオがかっさらっていくような気がします。


なんとかヴィオラに手を貸してもらえないものだろうか...

ミレンコビッチの慰留にも尽力しているようですが、望み薄でしょう。

ペッセッラやカセレスの去就も気になりますね。


あとは、ほとんど噂があがってないLSBです。

まさかビラーギとテルジッチでいくわけはないと思いたいですから、ここには即戦力級を1人連れてきてほしいところ。


補強担当がプラデなのは変わらなさそうなので、あとはその補佐に就いたブルディッソ頼みです。

 

それにしても、なんでまたこんな高額な取引になりそうな話がバンバン出てくるのだろうと思ったのですが、もしかしたら最初からそのつもりだったのかもしれませんね。

昨季はじめの時点で、モンテッラとイアキーニの二重体制であり、また、レンタル組の買取の支出もそこそこあったはず。

とりあえずはフリートランスファーでお金かけずに最低限の戦力を揃え、ヴィオラで戦うモチベーションを失ったキエーザを手放しておき、イアキーニで20/21シーズンを乗り切って、来季新監督と十 分な戦力で勝負という見込みだったのかも。

さすがに「今シーズンは捨てです!」とはファンに言えませんし、そのつもりでプラデが動いていたのなら、ここまで彼が残っているのも分からないでもありません。

普通そんなことはないと思いますけどね。


まぁでも来季に明るい展望が持てるに越したことはありません。

砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからだそうですが、そうであったならば、来季が明るく見えるのは、どこかに希望が隠れているからのはずです。

それを見つけ出せるかどうかは、新監督次第ですね。
信じて待ちたいと思います。