徐々に調子が落ちてきましたね。
SPAL戦のドローが響き、ラツィオに競り負け、サッスオーロに完敗。
まぁまぁ、これで気を落としすぎず、むしろこれが当然とみて、気長に応援していきましょう。
SPAL戦のドローは痛かったですが、ラツィオとサッスオーロは仕方ないです。
バデリ負傷かつ退場者も出てるので。
ファルチネッリだけはなんとかしてほしいですが。
ミラニスタがカリニッチをボロ叩きにしてるのも理解できますね、ファルチネッリに置き換えると。
まぁ仮にEL圏落としても仕方ないと割り切るしかないです。
というか、EL圏を争えてる現状が奇跡みたいなもんです。
一戦一戦大切に、結果はおまけと思っていきましょう。
さて、そんなことはさて置き、CL準決勝が近づいてきましたね。
まさかローマがここまで残るとはロマニスタも予想していなかったでしょう。
バルセロナ相手の劇的逆転勝利は世界中のサッカーファンに大きな衝撃を与えました。
ツイッターには試合終了のホイッスル直後の熱気に満ちたスタジアムの様子がアップロードされ、フットボールが文化の一部と化したイタリアの首都は街全体で歓びの声をあげました。
そしてその声は遠く離れた日本にもこだまします。
プレミアやリーガのクラブのファンに比べたら圧倒的に少ない日本のロマニスタ達が声を上げ、涙し、大きくガッツポーズしました。
そしてそれを僕らはただ見ていた。
僕の友人にフィオレンティーナを応援している人はいません。
明確な結果を残すことがない中小クラブではCLや国内リーグでタイトルを争うことはほとんどありません。
カップ戦の決勝進出で快進撃です。
強豪バルセロナを破ってのローマのCL準決勝は僕らにとって正直羨ましい。
僕らには縁のない話だから。
わざわざ深夜から起きて日本人のいないクラブを応援する気持ちなんてそりゃどう考えても他人には分からない。
僕だってムネリンがいなくなってもブルージェイズを応援している日本人メジャーファンの気持ちなんてさっぱり分からない。
だけど僕には夢がある。
いつか僕以外の誰かと深夜キックオフのユヴェントス戦の勝利を観て心から喜んで声を出したい。
それが恋人だろうが友達だろうが家族だろうが知らない誰かだろうが構わない。
日本代表もCL決勝もW杯ですらも、フィオレンティーナの試合のドキドキ感には勝てないんです。
誰かに恋をした時、その子より可愛い子と一緒にいたって何故かその子といる時ほどドキドキしないじゃないですか。
僕らサポーターってのはみんな応援するクラブに恋に落ちてるんですよ。
「なんであの子なのかな」って説明出来ないじゃないですか。
なんでフィオレンティーナかなんて説明できないんですよ。
きっとロマニスタ達も同じ気持ちだと思います。
そして夢に見たこともないような舞台に今立ってるんだと思います。
そんな彼らとASローマに嫉妬心も加えて心からエールを送りたい。
ベスト4おめでとう。
そして準々決勝もどうかベストを尽くしてください。