アルノ川の畔から

セリエA🇮🇹の古豪フィオレンティーナを応援するブログです。ヴィオラ中心に色々書きます。

それぞれの踏ん張りどころ

ユーヴェがレッチェ相手に引き分けましたね。

対抗馬のインテルパルマに引き分けましたが。

 

どうやらインテルに移籍したビラーギは出場機会こそ得ているものの、技術的な面で苦しんでいるようですね。

スクデットを狙うチームに必要なのは発展途上でなく完成形に近い選手ですから、悠長なことは言ってられませんが、ヴィオラにやってきたときはもっと酷かったのです。

コンテのもとで学び、さらにレベルを上げてもらいたい。

今のインテルに「長い目で見てやって」なんてことは言えませんから、是非厳しい目で見てやってもらいたいです。

ただ、ここで終わる選手じゃないとだけ言っておきます。

サモアから実力でスタメンを勝ち取る選手になれるよう、応援してます。

 

それから結局今季も首位に位置しているユーヴェがレッチェに勝ちきれなかったところに、今季のセリエの面白さが現れている気がします。

戦犯にベルナの名が上がってますね。

今季になって随分ベルナ批判の声を見かける気がします。

擁護するつもりなんか一つもないし、興味も関心もありません。

基本的に悪い出方をした選手のことについてヴィオラを応援するブログと銘打ったこの場で言及することはないのですが、ほんの少しだけ書きます。

 

批判の声に対して「2列目で潰し役をこなしているのだ」というユーヴェサポーターの反論があります。

筋肉がついてプレースタイルが潰しの方向に変わったのだと。

いっそもう一列下げて本格的に潰し屋にコンバートしてはという意見も見かけます。

 

それはそれでいいと思います。

大成するならそれに越したことはない。

しかしね、他ならぬデル・ピエロが失われつつあるファンタジスタという存在について、そうなり得る選手としてヴィオラ時代のベルナの名を上げているんです。

そしてユーヴェ加入時、ベルナは自分が背番号10に相応しいとプレーで証明してからNo. 10をつけると言ったんですね。

過去に寝そさんも言ってましたが、つまらない選手になってしまったね。

余計なお世話ですが。

あの頃から変わらぬスタイルで敵陣を切り裂くクアドラードは今でも見ていてワクワクしました。

さらば、僕が好きだった背番号10。

最大限の皮肉を込めて、新たなスタイルでの成功をお祈りします。

 

 

さて、辛気臭い話はここまで。

ブレシアにしてやられた8節から1週間が経ちました。

いよいよ僕が個人的に最も恐れている相手ラツィオ戦です。

ヴィオラ会を思い出しますね。

とっても苦手なインモービレはどうやら絶好調じゃないですか。

でも、簡単にはやらせないよ。

 

ラツィオというチーム自体はそれほど上手くいってるわけでなく、ここまで3戦連続勝ち無しです。

ヴィオラはなんだかんだでしばらく負けてません。

好調と言えるかと言えば微妙ですが、別に不調ではないでしょう。

ここ2シーズンラツィオ相手に勝ってませんからね。

ここらで一矢報いてやろうじゃないですか。

 

お互い主力メンバーの負傷はなし。

フルメンバー同士の総力戦です。

 

インモービレやらコレアやらミリンコナントカやらが構える布陣に4バックなんてやろうものなら立派な自動ドアです。

いつもの3バックは固定でしょう。

懸念点としては、底でひたすらボール拾って組み立ててくるルーカス・レイヴァをどう攻略するかです。

カストロヴィッリにかかってます。

前節みたくリベリーをあまり引かせすぎると先に繋がらなくなるので、中盤3枚できちっと繋いでリベリーキエーザ、あるいはダウベルトまで届けたい。

 

もうインモービレ相手に失点するのは半ば諦めてます。

1点取られたら2点返すマインドで臨むしかない。

前節はソッティルがいい抜け出しを見せていたので、ラツィオ戦でもどこかで試してもらいたいです。

 

そういえば、ヴィオラも獲得を目指していたラッツァーリはそれほど出場機会を得ていないのですね。

僕はまだ今季のラツィオのゲームを観ていないので、完成度がいかほどのものかは分かりませんが、アタランタ相手に前半で3失点しているところから、守備には付け入る隙がありそうです。

ただまぁ後半に3点返しているので、簡単に返しちゃう得点力は相変わらずあるよってことでしょうね。

いつぞやの得点合戦を思い出します。

 

そんなわけで、ラツィオ戦は月曜の早朝4:45キックオフです。

いつもの3:45より1時間遅いスタートですから、お間違いなく。

その前のローマvsミランも気になりますが、流石に週の頭から2試合観る気力はないので、こちらは諦めます。

引き分けがいいなぁ。

 

ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。  

拙い文章読んでくださってありがとうございました。