メルカートも一分一秒と終わりに向かってますが、毎日同じようなニュースで賑わってますね。
ヴィオラ関連で言いますと、どうやらアルバレスにはフラれた(あるいはオファーしてない?)ようなので、これにて補強はおしまいでしょう。
あとは売却のみになります。
決まったところから、ベナッシがエンポリへとドライローンで移籍しました。
残しても出場機会はなかったでしょうから、これは妥当な移籍。
しかし気になるのは、エンポリ側はオプションを望んだものの、ヴィオラが受け入れなかったという話。
ベラルディまだ狙ってるからか?とか、そういう勘ぐりもありますが、果たして。
さて、それからアムラバトにも依然として移籍の噂があります。
ユリッチのトリノは後退したようですが、ミランとかスパーズとかそんな話も一瞬出てました。
具体的なオファーはないようなので、この冬の移籍は流れるかもしれませんね。
それから、ここで売ってしまいたいココリンちゃんですが、契約解除は受け入れないとのこと。
移籍先を探そうにも、うちの優秀なSDはココリンに高い給料をプレゼントしているので、「そんなお金払えないよ!」と、受け入れ先も見つからず。
こちらも冬には解決しなさそうです。
それから他サポが一番気にしてるヴラホビッチの去就ですが、面白いくらい同じニュースしか見ません。
「アーセナルが高額オファー!」
「ヴラホビッチはユヴェントスを望んでる!」
「ヴラホビッチはユーヴェ行きか?!」
まぁこんなところですよ。
つまり、いつものことです。
グーナーが「来るのか来ないのかはっきりしろよ」的なこと言ってるのがちょっと笑えました。
ヴラホビッチはアーセナルには興味無しの姿勢を貫いてるので、態度はものすごくハッキリしてます。
フィオレンティーナ的にはお金を出せて国外に出せるので、移籍先としては理想的なんですけどね。
夏に決まるのなら、個人的にはヴラホビッチに折れてもらいたいかな。
ロンドンもいいとこだと思うよドゥシャン君。
さて、そうなると報道を信じるなら有力な移籍先はご存じユヴェントスなのですが、そんなお金ないっしょ。
また条件付き義務化のレンタルを望んでるとか、選手含めた3000万ユーロくらいのオファーとか出てますが、そう易々と実現はしませんよ。
新聞や雑誌なんて読んでもらってナンボですから、基本的にヴィオラにとって都合の良い記事よりも、もっとファンの母数の多いクラブに優位なこと書いてある記事の方が多いでしょう。
というわけで、ずっと言ってますが、この冬の移籍はありません。
じゃあ夏はどうなるのかというと、これは読めないですね。
現金用意出来るのならユーヴェは選択肢として残るでしょう。
ユーヴェにとって戦力外の選手でも売ったらそれなりのお金になる選手なんていくらでもいるでしょうから、何とかしてくるかもしれません。
ベルナが調子上げてるみたいですから、ベルナルデスキ、ヴラホビッチ、キエーザなんていう夢のトリデンテもあり得ますね。
これは結構ユーヴェファンにもヴィオラファンにも言われてるジョーク(今のところ)です。
はは、笑える。
笑えねぇわクソが。
まぁ何にも決まってないし何にも分からない、とりあえずユーヴェに媚び媚びの憶測記事だけが飛び交ってる現状ですから、ヴラホビッチにもユーヴェにもその他のクラブにも、彼の去就に関して今のところは別に悪く言うべき相手はいないですね。
心象としてはすこぶる悪いですけども、それはいつものことです。
さてまぁ、そんなユーヴェ行きの噂や夢のトリデンテジョークについて、たまにヴィオラのファンから(仮に実現したら)「ユーヴェにプライドはないのか」とか、「ユヴェンティーニは何を思うのか」みたいな意見を目にします。
まぁ、気持ちはわかります。
しかしね、これはユヴェントスのプライドを問うような話ではないんですよね。
何を思うのかといっても、「優秀な選手がチームに三人いる」だけの話です。
前提として、ユヴェントスはヴィオラをさほどライバルだと思ってませんからね。
そんでまぁ、仮にフィオレンティーナがここ数年で、サッスオーロからボガ(移籍しましたが)、ベラルディ、スカマッカを続けて獲得したとしましょうよ。
で、見事にサッスオーロトリデンテがヴィオラで実現したとしましょう。
自身のプライドを問いますか?
何か思います?
多分ね、何も思わないですよ。
ただね、サッスオーロのファンからはめちゃくちゃ嫌われると思います。
「なんだこいつら毎年毎年ウチから引っこ抜いてきやがって」って思うと思います。
「サッスオーロのトリデンテで戦って、フィオレンティーナとしてのプライドはねぇのかよ」って、思うと思います。
つまりね、これは奪う側の問題じゃないんですよ。
これは、奪われる側の問題です。
奪う側はどこから奪うかなんて気にしちゃいないんです。
でもね、奪われる側は覚えてるんですよ。
メルカートは正当な取引ですから、奪う奪われると表現するのも適切ではない気がしますが、まぁいいでしょう。
アルノ川の畔は僕のホームグラウンドですから、都合のいいように書きます。
何が言いたいかというと、めちゃくちゃ腹立つし、下唇噛み締めて拳握りしめて睨みつけても、相手はこっちを見ちゃいないんですね、ということです。
なので、メルカートにおいて、僕らがユーヴェサイドに立ってヴィオラを見るのはちょっと違うんじゃないかと。
僕らは僕らの目線で、ユーヴェ含めた他のライバル達を睨みつけるしかないんです。
これは、奪われる側の問題ですから。
書いているうちに何だか嫌味っぽい記事になりましたね。
あら嫌だわ、性格が出ちゃう。
カリアリ戦の酷いパフォーマンスにまだイライラしてるので、その腹いせも2割くらいあります。
何はともあれ大事なのは今季を戦い抜くことですから、選手の去就問題も気にしつつ、チームに賞賛と文句を浴びせながら応援していきましょう。
ヴラホビッチのみならず、メルカートが無事に終わってくれるといいな〜。
特に、ココリン。
ご意見・ご感想ございましたらコメントいただけると嬉しいです。
拙い文章読んでくださってありがとうございました。